降りも降ったり35センチの大雪。玄関から外に出る為、少し掻いたただけでその多さに降参。蔽いのないクルマはすっかり雪に埋もれてサイドウインドウが一部見えるだけ。
雪国ではクルマを掘り出すと聞いた事があったが本当だ。近所でも少し掻いただけで断念したようで静かだ。テレビでは各地で雪による事故や怪我などが続出家から出ないようにと勧めている
。これをいいことに昼前からストーブを焚きながら雪見酒と洒落込んだ。買い物に出かけることが出来ないので、あった野菜で天婦羅を作り、蕎麦を食いながらの昼酒旨い。出かけることが出来ないから仕方ないと自分に言い訳をしながら酒はすすむ。燃料材は福島の実家から頂戴してきたオガ屑を固めた建材で、焚き付けは「杉っ葉」。家の前から拾ってきた杉っ葉は良く燃えて焚き付けには絶好のものだ。小学生の頃、教室のダルマストーブ焚き付け用に、みんなでで拾いに行かされた思い出がある。薪は工務店さんが破棄処分に困った建材をもらってきて焚く。十分乾燥しており良質の木材は、好い香りを放ち静かに燃える。千変万化の炎を見ていると飽きないしアウトドアの醍醐味(この表現は適当でないが)を感じる。かくして外出ままならず一日ストーブの前で酒杯を重ねることに。東京都知事選の行方とソチオリンピックのテレビを肴に、真っ白な雪と真紅の炎に乾杯。
すっかり雪に埋もれた愛車、僅かにウインドが見える
雪の中、完全燃焼で煙も見えない煙突