先日かに料理店の食事券を頂戴したので娘を誘って行くことに。ところがが時ならぬ大雪に見舞われた仙台地方。市内中心部でも除雪が間に合わずに道路はたちまち積雪に覆われ渋滞、待つ間カニ味噌で熱燗をちびりちびり二本呑んでしまった。全員揃ってようやく戦闘開始状態、ただ黙ってぱくつく蟹のお決まりコース。甲羅を器にして蟹味噌を卵を火であぶりながらかき混ぜ香りとコクをました一品でやる日本酒はおつなモノだった。定番の甲羅にカニ味噌とお酒を入れてカニ酒。お刺身、蒸しカニ、蟹の八宝菜風など多彩な味を満喫。仕上げは山形のお蕎麦と燗酒、その他、冷酒、赤・白ワイン、ウイスキーハイボールと、チャンポンもいいところ、飲みも飲んだり、家族揃って久しぶりの一寸贅沢な食事を楽しんだ。雪道をものともせずに綺麗な灯りに寄せられて、発声練習のお店へ、アルコールを醒ますつもりがまたまた、歌に酔いハイボールをお替り、「足元が悪いから気を付けて帰って」との娘の言葉に送られだいぶん遅くに雪に埋まった我家に無事戻る。好い肴でやる酒は旨い、たまの贅沢これに尽きる。
仙台駅前ペデステアンデッキから青葉通りを見おろす
蟹の身のトマト合わせ、さっぱりして美味い
蟹のお作りと卵の塩辛
蟹の八宝菜風