Truth Diary

イスラム社会

 放送大学で国際理解のためにという科目を勉強している。まず世界の宗教について理解を深めようと言うことで、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教について学んだ。そのいい例が昨年の今頃世界を震撼させた人質殺害事件を起こしたIS(イスラミック ステート)に代表されるように、イスラム教徒イコール残虐で危険な人達と言う先入観を払拭することが出来た。
 マスコミの報道を良く知りもしないで勝手に決めつけてしまう事は、見識を矮小化し、若いては自らの世界をも狭くするようだ。遅ればせながら知らない事を学ぶことは物事を正しく理解するうえで重要と感じた。
 まさに70の手習いである。放送授業の中で、講師が日本に住むイスラム教徒にインタビューした時の言葉が特に印象に残ったので記したい。
「永遠に生きるように働き、明日死ぬ如く祈る」外国人にあなたの宗教はと訊かれてとっさの返答に困り、考え込んでしまう日本人が多いと言う。よその国の人からは無宗教、宗教を持たないなどとは考えられないそうだ。
 かく言う私も自信を持って神道仏教などと答えることは出来ないのだが。

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