部屋の明かりを消して寝ようとすると、まっ暗闇の中に無数の緑色のランプ(表示灯)が見えて、まるで蛍の光りのようだ。その源をいちいち挙げてみると、パソコン、インターネット接続用ルーター、無線LAN、電話機とその子機、ビデオとテレビ。テレビとパソコンは部屋に2台づつ置いてあるので、そこらじゅう「蛍の光」だらけである。もともと二人しかいないのにテレビを複数置いてあるのには理由がある。
カミサンは韓国ドラマに夢中のようだが、私はどうも性に会わないので、別の番組を見るためで、エコに反し経済的ではないのは分っているのだが、そうしないと、チャンネル争いが、老い先短い家庭の平和を脅かすことになることを、敏感に察知したから。
各自の趣味嗜好はいかんともし難い。韓国ドラマのほうは遠慮してヘットホーンで聴いてくれているので混乱することはないのだが。今年の、くそ暑い夏、せめて、幼い頃の暗い畦道の風情を味わえたなぁーと、エアコンの電気料金請求を気にしながら、ヤセ我慢をしている小市民です。
省エネ「LEDランプ」の時代、 蛍雪の功などははとっくに昔の話になってしまったか。