Truth Diary

アユならぬカッパ釣り

 恒例の放送大学 学生研修旅行で、岩手県遠野市を訪ね、民話の里の国重要文化財、南部曲り屋、遠野市立博物館、カッパ淵などを見学してきた。
 遠野の佐々木喜善による伝承話を時の農商務省官僚の柳田國男が「遠野物語」として発刊して今年で100年を迎えることを記念し、各種催しが開催されており「民俗学の父」と称され、各地の方言、習俗などを多数集め、多くの著書や論文を著した偉大な民俗学者の足跡を偲ぼうと言う研修である。
 ご多分に漏れず、あいにくの好天?、みごとな快晴に見舞われ仙台と変わらぬギラギラの太陽の下、サポータが掲げる放送大学学園旗の先導よろしく真剣な眼差しで各施設を見学、熱心に研修された方が多かった。不真面目な私はきれいな川ばかり」気になったが。
 往路のバス車内で事前学習として、宮城学習センター長の原先生、阿部客員教授から遠野物語についてレクチャーを受け準備万端整えての研修だった。
 我々学生達の平均年齢に合わせていただいた?超ベテラン(失礼、風貌から・・・)のガイドさんの当意即妙な東北訛に笑顔溢れる社内と、和んだ雰囲気。
 学生たちの中から旅行全般のサポーターとして自ら進んでご協力くださった6名の皆さんや、事務室の職員の皆様方の献身的なサポートで日程どおり、不測のトラブルもなく成功裏に研修旅行が終了でき参加者皆さんが、皆満足そうに帰路に着かれつくづく行ってよかったと感じた。
本日の釣果は下のカッパの絵馬だけでした。どんとはれ(昔話語りの終わりの常套句)

竹竿に麻のロープ(カッパに力に対抗するにはテグスでは無理のよう)ロープの先にはカッパの大好物の大きなきゅうり、これがカッパ釣りの名人公認仕掛けです。竿の握り部には、「名人用なので断り無しに持ちうるベカラズ マチビットー」との注意書きの札がありました。時々TVに登場する鼻の頭が赤い名人「マチビットー」は暑くて昼寝をしているのか、待ち人を決め込んでサボっているのか見えませんでした釣りは待つことが大事だとさ。「どんとはれ」

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