年度末に7年間続けてきた受託業務を幕引きをした。技術屋で通した経験のない広告の販売業務を8年間受託して、クライアントと打ち合わせ販売活動を進めてきた。
医療・福祉関係が多かったが、各業種の浮沈が仕事に如実に垣間見られ世の中の厳しさをあらためて知ることになった良い経験だった。
その中で商売抜きのお付き合いもさせてもらい助けてもらったこともあり人情を感じた。
勿論相手によっては理不尽な事も経験したしボランテイアでは遭遇しない商いの厳しさも体験した。
高校を卒業後第一の職場は約40年近くライフラインの仕事に従事したが。停年近くで創業を目指して自主退職、2つ目の厚労省出先の嘱託職員は一家の生計を担う失業者の個別就業支援だったが、直接その人の家族まで含めた生活に関わる仕事にやりがいを感じ、親身になってお世話に明け暮れた。
その生き甲斐感を忘れられず民間での支援相談を創設しボランテイア活動を5年間続けた、震災発生で、国が働く場を作るという抜本策が不可欠で、私らが応募書類や面接技術など小手先の技術で支援しても決して解決しないと悟り、ボランテイア活動を自ら幕引きした。
そして冒頭の三つ目委託で最後の幕を引いた。我儘でいずれも幕は自分で降ろしてきたが人生の最後の幕引きだけは如何ともしがたく天に委ねざるを得ない。今までの出会い幸運に感謝。
青空に白いコブシ
今の住宅に引っ越し記念に仙台市からの記念樹、姫コブシ