Truth Diary

生みの父の70回忌を中国で慰霊したくて

 70年前の終戦間もない10月15日、私の生みの父は中国戦線の補給を断たれた戦場で、戦病死した。
 享年32歳、農家の長男に生まれ、母と生まれたばかりの私を残して異国の地で果てたのはさぞかし心残りだっただろう。せめてもの私のけじめだ。
 今、中国では不審な行動をスパイ活動とみなされ、強制拘留されるなど不安もあるが戦後70年の節目、今を逃したら後悔が残るだけ。
 父も飲んだであろう実家の井戸水と裏山の栗の実も準備したが、空港でチェックに引っかかると面倒なので止めた、写真と戒名だけで70年のご無沙汰を詫びよう。

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