女優山本陽子 その生き方

 本日の NHKテレビ「あさいち」ゲスト出演した女優山本陽子の変わらぬ美しさと元気の秘密を垣間見た気がする言葉。「もう」と言う言葉は使わないとのこと。まだまだ可能性があると思えば毎日が楽しく感じる。
 悲観的に考えるのではなく積極的に行動することでいろんな可能性が開けてくるとも。宇野千代の言葉を代用して、今身につけている才能は海に浮かんだ氷山の一部分で、潜在する才能は海中にある大きな部分であるその部分を使わないのは実にもったいない事だと。
 こう考えると７０代の今、今後８０代が楽しみとか。何時までも若々しくきれいで前向きな女優であってほしい。先輩女優の杉村春子からは、若い時分「皺がいかせる役者になれ」とのアドバイスもらったそうだ。年月を経て無くなったモノをくよくよ嘆くのでなく、今あるものを生かしてどう生きるかが大切だとも。無駄に芸歴と馬齢を重ねてはいない苦労人の言葉だ。ますますの活躍を祈る。