漢詩漢文の朗読を進めていたが今回は漢詩文と和歌を総合した和漢朗詠集 藤原公任(きんとう)撰を学んだ。その作者とベストは漢詩文では
唐人の部 1位 白居居(楽天)日本人の1位菅原文時(菅原道真の孫)2位菅原道真
和歌の部 1位 紀貫之
なかでも有名なのは在業平阿臣の 世の中にたえて桜のなかりせば春のこころはのどけからまし (この世に桜などというものがなかったら、花に心をわずらわされることもなく春をのんびりとした気持ちで過すことができるでしょうに)伊勢物語土佐日記などにも出ている歌
昔の貴族特に男性は教養として漢籍と和歌の素養が必須だった。男女の交際は和歌のやり取りが必須でその素養が無ければ交際に発展しなかった。その和歌はやまと言葉でつくられた。