帰省先に娘が墓参りに来ると言うので福島駅までクルマで迎えに行き、一緒に先祖の墓に詣でてきた。
予報では雨だったが何とか降らずに済んであまり暑くもなく、墓参には好い日よりだった。
両親も孫がお盆に墓参りに来てくれたとたいそう喜んでくれた。私などよりたまに来る孫の方が年寄には元気づけになるようで、ぎこちない親子よりも更に一つはなれた祖父母と孫の方がコミュニケーションはスムースにゆくようだ。
今回の帰省ではアクシデントが二つほどあり好い話のタネになった。お盆が過ぎ後は秋を待つばかり、若い時分から暑さが去り、涼しさを感じ始め虫の音が聞こえるようになると、無骨な私でさえ、なんだかうら寂しい気分になったものだが去りゆくものには名残惜しさがつきまとうのだろうか。
墓参りに来る人達を暖かく迎える、赤い頭巾とまいかけ姿のお地蔵さん
木々の緑に囲まれた墓地