Truth Diary

東京五輪空手会場を是非東北に

 私が空手を始めたのは高校入学と同時だった。当時は認識がなされてなく、世間からは精神的未熟な若者に凶器を持たせたに等しいと、成人もしくは大学で活動にとどまった時代だ。
 こうした武術(格闘技)をヤンチャ盛りの高校生に教える事には、教育界上司などからの計り知れない抵抗があったであろうが、赴任して間もない熱血教師は福島県初の高校空手部を誕生させた。周りからの好奇の目にさらされ、ひとたび暴力沙汰でも起きれば即廃部の危機の中で、礼儀を重んじること。血気の勇を戒めること。などの道場訓を心に刻み耐えた我ら部員。あくまでも空手の善用と強い意志を持った若者の育成を貫き通した、師弟の真摯な努力は、空手界全体での原動力となり、一般的になった今の空手がある。
 現在はむしろ礼節を学び、忍耐力、集中力が養われると幼稚園から習わせる親も多い。当時からは隔世の感があり先人の努力が報われ嬉しい。当時から将来はオリンピックを合言葉に苦しい稽古に励んできた、幾度となく競技種目に入れず悔しい思いをしてきたが、ようやく東京大会で採用になった。この日を夢見て世界を舞台に活躍してきた後輩たちも少なくない。決勝戦は日本武道館で決まりだろうが、予選でも是非東北の地でオリンピック空手を見たいものだ。そして東北の被災地に是非勇気を届けてほしい頑張れ東北の空手健児達よ。 同様の事を地元紙に投稿したら掲載され、恩師に報告したら是非福島の新聞にもと要請があり、2重投稿は出来ないので文章を大幅に変えて送ったら、今朝恩師から御礼の電話が届いた。恩師は今年傘寿、先ごろ日本空手協会の理事に就かれ大会の運営に寝食をを忘れ頑張っていられる。無理しないようにとご健康を祈る。

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