Truth Diary

今日はアユ漁の解禁日

 本日から、委託を受けている会社が他の部門と統合して新しい会社になった。メンバーも少なからず代わり、新しい顔ぶれに挨拶に行ってきた。
 20年ぶりに旧知に逢うなど、ほっとする顔ぶれが多く現役時代を思い出し懐かしかった。
 新任の挨拶に来る人、往く人で事務室内は落ち着きがなく。組織を辞して久しぶりにこうした場面に遭遇した。異動がある組織節目の日なのだ。
 そうした訳で本日は、アユ漁解禁日にもかかわらず、約12年ぶりに釣竿をカバンに持ち替えた。家人に珍しい事もあるものだと不思議がられた。
 この歳でそんなに仕事を大事にしているわけではないが、やっぱり節目の挨拶を欠かす事が何となく後ろめたいのは、長いサラリーマン生活の後遺症か。しかしこのような日に、川で釣竿を握っていても虚しさを払拭出来ないのは眼に見えている。
 この頃釣れなくなったせいか、雨のせいか広瀬川は、人っこ一人居なくてホッと安堵。無理して事務所廻りをしたのはまさしく正解だ。
 楽しみは後に取って置こう。
 アユの食えない解禁日、今夜は何を食おうか。

県美術館近くの澱橋上流、何時もは釣り人とそれを狙うTVクルーが居る場所だ。

仙台市博物館の手前、大橋下流部、ここにも誰もいない。

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