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Truth Diary

高校同級生の訃報

 朝刊の訃報広告で名前を見つけ確認のため近くに住む同じ同級生に電話したら何も知らないという、その同級生も体調が思わしくなく最近は交流が無かったとのことで、仕方なく葬儀準備で忙しいとは思ったが本人の自宅に電話して奥様に確認した処肺の病気で入院していた処とうとう亡くなったとの事通夜は身内だけで済ませその後に一般者の焼香をいただくとの事。
 高校同級生で一緒に同じ会社の就職同じ仙台近郊在住の8名の仲間に電話した。私らが卒業するころは高度成長期で電気科の半数ぐらいが同じ電力会社に就職したものだからその後異動などが有っても仙台周辺に8名もの同級生が住んでいて退職後間もなくから蔵王にあった会社の保養所で同級会を重ねてきた仲間だった。
 4年ほど前に社会情勢が厳しくなりその保養所は手放したのでその後は一般の温泉などで続けて来ていたが、近年コロナ禍で開催できずにいた処だった。
 亡くなった彼は父親の転勤で一年生の時から高校の近くで自炊生活をしながら通学していた、入学間もなく隣席となりお互い身の上話などして親しくなった。背のスラっとした純朴で真面目、成績も良かった彼は発電所変電所勤務へ私は一般のお客様と係る営業所勤務と離れ離れになったが組織改革で定年真じかには同じ営業所組織に配置換えになり慣れない業務で苦労したようだ。素直でまじめな性格は会社組織では時として冷遇される事もあったのか。明るく歌が好きで宴会では松山千春の大空と大地の間を楽しそうに歌っていた顔が思い出される。絵も好きで祭壇の前には各地をスケッチした水彩画帖が披露されていた。ご子息は福島県警の警察官として福島に在住されているとか。精一杯生きた人生だった彼のご冥福をお祈りして帰還した。

入学時は私と同じ背の高さだったが卒業するころはずっと大きくなってカッコよく笑顔の素敵な男だった。

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