ピアノなどに縁のない我家だが、親戚筋からチケットをいただき、たまにはクラッシックでも聴いて優雅な気分に浸るのも良かろうと、会場の日立システムズホール(旧 旭ヶ丘青年文化センター)に出向いた。
世界の二大国際コンクール入賞し日本を代表するピアニスト小山実稚恵が全国6都市で開催している仙台会場リサイタルだ。
ホールには各地からクラシックファンが集まり満席状態。さすがマナーを守った聴衆らで静粛整然としていて気持ちいい。
プログラムはバッハのシャコンヌから始まりシューマン、ラフマニノフのソナタ、ショパンの子守歌、最後はベート-ヴェンのソナタが演奏された。傑出した芸術は会場中のファンを魅了し、ファンは演奏に酔いしれアンコールに応えた演奏にピアニスト、観客双方に満足の笑顔のやり取りが見られた。
この会場は以前会社の協賛で仙台フィルハーモニの会会員になって、定期演奏会に度々足を運んで以来だった。