Truth Diary

訓練校の講座終了

  専門学校から依頼されて久しぶりに仕事をした。就職のための技術習得訓練の教科のなかの「就業支援講座}を3ヶ月間やらせてもらったが、今週ようやく修了し、肩の荷がおりてホットしている。
  現在、ボランティアで実施しているマンツーマンによる相談とは勝手が違い、男女あわせて20名ほどの多様な学歴、経歴、年齢の受講生相手に、応募書類の書き方、面接の受け方の講座だった。

  週1日だったが、6時間もの長時間をどうすれば飽きさせないか考えた末に、テキストの棒読みは止めて、それらを要約した図や、イラストなど具体的イメージで、単調にならないように工夫し、パワーポイントによるプレゼンテーションと、応募書類用封筒、履歴書などの実物を配布して、本番なみに書かせたり、パソコンによる応募書類作成をさせた。
  面接訓練は、「面接のシュミレーション」ビデオ視聴で予習させ、応答のポイントや面接のイメージをつかませてから、個別の模擬面接を3回実施した。
  皆さんの真剣な受講態度に、「職に就きたい」という切実な気持ちが伝わり、私も、つい熱が入り過ぎ、時限をタイムオーバーすることも度々で、「もう時間になってます」との声に我に返る、新米講師ぶりで赤面の至りだった。
  今回の地震による津波で家や職を失った方や、ご主人の急逝で急遽職に就く必要が出た母子家庭方、就業先が倒産し職探しを余儀なくされた方、大学や高校を卒業してまだ一度も就職したことのない方など、人生の試練の中で精一杯頑張っている一人ひとりの姿が思い浮かび、一日でも早く希望する職に就いて欲しいと願っているこの頃です。
皆さんの健闘を祈る!!

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