Truth Diary

日食による気象変化観測に参加

 天文ファンのみならず、本土では実に46年ぶりという、稀有な皆既日食の天体ショーに、まだ明けきらぬ梅雨空を眺めた人は多かったようだ。

 私が所属する、放送大学宮城学習センター、気象研究同好会では、当仙台地区で見られる、部分日食時に、気圧や、気温、湿度、乾湿差、太陽の遮蔽率、雲量、風速などのデータを10分単位で記録して、日食がそれらに及ぼす影響の度合いを観察記録してみた。

 観測機材の設置場所は、先生に承諾をとっていただき、東北大学片平キャンパスの大学本部前の広場とした。

 午前8時30分から開始したがあいにくの霧雨は観測終了まで断続的に続き、せっかく用意した、望遠鏡による観測は実施できなかったが、メンバー手作りの百葉箱2基に設置した観測機材で所期の目的である気温湿度などの観測はとどこおりなく終了した。

 前日までの予想に反して、気温が20度以下を低迷し、霧雨の影響もあり、湿度が高く、いずれのデーターも小さな変化にとどまった。今回の観測は天候の関係もあり期待したような成果は難しかったが、機材を含め観測体制の諸準備や、観測態勢は、次回金冠日食の際の予行演習として大いに役立つものと、指導いただいた、先生から励ましの言葉をいただいた。

 

 

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