鮎釣りに欠かせない、折りたたみ自転車を、たった2時間の間、にどなたかに持っていかれた。
15日の午後である。仙台市内特に、中心部は釣り場といっても、自動車を駐車できる場所はない。そこで活躍するのが、車に簡単に積めて移動に楽な折りたたみ自転車である。何しろ鮎の友釣りは、オトリカン(水中に沈めて使う生簀、移動時は、水中にエアーを送りながら鮎を生かしておく)、引き船(釣った鮎を携える船形の容器)、など持ち物が多く、重量も半端ではない。
そこで思い立ったのが、コンパクトな折りたたみ自転車であった。おかげでここ3年間好きな場所で釣りを楽しむことができた。しかし、川岸で人通りが少なく、だいぶんくたびれた自転車なので、黙って持って行く物好きもいないだろうとタカをくくっていたら、物好きもいたものである。
在りし日の愛車。重い荷物で可哀そう、今年7月末に撮影。フロントのカゴには、オトリカン、背中のザックにはアイスボックス、玉網など。