Truth Diary

 震災後遺症を歌で吹っ切ろうと

 震災の3月11日以来、見通しのつかない暗いニュースや、眼を覆うような被災地の映像を見せ付けられる毎日を、ひと時でもふっきりたいと、放送大学のサークル活動仲間で、震災ムード一掃のささやかなパーティーを市内の、とあるビルで開催した。
 年齢による恩恵を受けるメンバーは、華やかなスポットライトの室内雰囲気に多少気後れしたのは最初だけだった。
 グラスを重ねるにつれ持つマイクにも力が入り、演歌、シャンソン、フォーク、ポップス、ロシア民謡など披露、夫々の人柄を偲ばせる曲目のオンパレードに意外な一面を知り、親密度も増した。
 肩を組みあい学校唱歌や、トップギャランの「青春時代」などを合唱、半世紀前のな純な時代に還り、年月による顔の皺ならぬ生活の皺を伸ばしたような、ピュアな気分に戻つたひと時だった。
 我々日頃なじみの少ない場所だったが、身近にこうした場所があることを、AKB48に縁のない熟年サークルはあらためて知ったのでした。みなさんお疲れ様でした。愉快な時を思い出し前を向いて行きましょう。

 

 

歌い終わってハイパチリ

   悔いおおき青春時代(トップギャラン)の歌の合唱にはつい力がこもる年代だ

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