Truth Diary

面接授業の新しいスタイルか

 昨日放送大学宮城学習センターでの面接事業に参加してきた。
 福島、宮城両学習センターを同時にテレビ電話でつなぎ、あたかも一つの会場のように、自己紹介や、作品(パワーポイントを使った、みずからの趣味・意見発表など)の発表を視聴し、その感想・コメントなどを交わし、学生間の輪が拡がった感のある新しい授業であった。
 今後、各学習センターで実施されるようだ。
 「初歩からのパソコン」という科目のとおり、まったくの初心者からある程度なれた人など、学生は多彩だったが、講義終了時の全員の発表では、皆さん独自の、テーマで堂々たるプレゼンテーションを演じ、大きな拍手を受けていた。
 代表2名がライブ映像で双方向通信を使用して発表。スクリーンには発表者の姿とプレゼンテーションの画面が並んで映し出され非常に見やすかった。
 両会場とも、東日本大震災の被災にめげずに勉学に励む学生がいて、他の学生に言わずもがな勇気を分けてくれた。
 2日間の授業であったが、最初は文字入力から始めた講義と実習であったが、終講近くには、パワーポイントで、自分の体験や、意見を分かり易く発表するツールとして使いこなして、堂々たる発表態度は、年齢に関係なく意欲的な現役学生と感心させられた。皆さんに聴いてもらいたいという強い気持ちのあることがこうした見事な発表になっていると感じた。スポーツ刈の寡黙な青年は、「私」というテーマで趣味などを紹介したあとで、「仕事は‥‥」とシャイな表情で、迷彩服にヘルメット姿を見せてくれた。気仙沼市の自宅は被災して、奥さんの実家に避難中とのこと。
 地域を異にする両会場の学習風景がライブ映像で進められ、互いに自由な会話が出来る楽しさ、放送大学の新しい面接授業スタイルに、はからずしも参加できて、震災にもめげず真剣に学ぶ学生達の逞しさに勇気をいただいた2日間であった。みなさんお疲れ様でした。

まずは、福島学習センターの教授との朝の挨拶のやり取りから

宮城でプレゼンをする学生に対して、福島会場からの質問に答える。お互いに顔が見えるので親密感も増す。残念ながら、携帯電話付属カメラの写真で、スクリーン映像が不鮮明。

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