準決勝対決で同じ東北同志で戦い敗れた福島聖光学院から全国制覇を託された仙台育英がその願いを実現東北初の優勝旗を地元宮城仙台にもたらした。何と長かった事だろう。
東北最南端福島県の白川の関を優勝旗が越える事を幾たびか報道機関の言い回しで報じられ、それが実現せぬままで幾星霜過ぎ何かの呪縛化のように語られ、その呪縛を破ろうと東北全体が目標としたがやっと呪縛を突き破り真の実力を証明する育英高始東北各校球児が積年積み上げた熱い思いの成果だ。
報道では地元紙が11年前の東日本大震災以来の2面ぶち抜き紙面構成で大々的に報道した、社名由来の新聞社にしては、それこそ時を得たりの大々的報道ぶりだった。祝賀お披露目について仙台市長はパレードはやらない事にしたと言う、理由は高野連からまだ若い彼らにここで英雄扱いは今後勘違いして道を誤る恐れがあるからとの事、好い判断だ私も賛成パレードは要らない。あくまでも謙虚に高校生らしく受け止めて欲しい。勝負で勝者は常に負けた相手の事を考える優しさを持ってこそ真の覇者だろう。世間に踊らされ浮かれてはならない。敢て映像は載せませんでした。