Truth Diary

斎藤田中野球人生

 先日スポーツ欄に掲載された楽天の田中と日本ハムの斎藤両投手の写真を見て来るべきものが来たと感慨無量な気分を味わった。15年前夏の甲子園決勝戦った二人を見た時将来どのような投手になるのだろうと強く印象に残った。
 それぞれプロ野球に進み田中は大学を経ずにプロで活躍後、米大リーグでも大活躍したが、乞われて日本に戻つた。
 斎藤は六大学で活躍後に日本ハムに入団し活躍したが間もなく故障に苦しみ不本意の成績のまま引退する事になり同一紙面を飾る田中の写真は5回途中本塁打を浴びて降板直前の額の汗をぬぐう顔、片や引退試合に登板して打者一人にフォアボールを与えた処で降板となつたがスッキリした笑顔でファンに手を振る斎藤の写真。私は15年前の決勝戦での両投手を観て勝ったのは斎藤だったが、田中はプロ向きの精悍な風貌に絶対こっちの方が活躍するなと直感しものだった。そのカンが当たり世界から認められる活躍ぶりで、その時期故障で活躍できていなかった斎藤はどんな気持ちでライバルの活躍を観ていたのだろうと思っていた。
 身体が財産のプロ選手は避ける事が出来ない年齢による衰えと怪我故障、誰しもがいずれは現役から退かなければならない現実、プロはそうした厳しい世界とはわかっていても寂しさと憐憫の情を禁じ得ない、今年のドラフト選手はどのような思いで見ているのだろうかプロである以上こうした現実を見据え頑張って夢を実現して欲しいと願う。 

 田中にはこれからのクライマックスシリーズを盛り上げ前評判通りの活躍で日本一を勝ち取り失望しかけた人々を是非見返しして欲しい。頑張れ楽天イーグルス。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「スポーツ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事