症状
非食物の摂取(例、犬は異食、糞、猫は線維製品、プラスチック)。
- 食糞症の場合は口臭。
- 貧血なら蒼白、虚弱。
- 消化不良や栄養同化不良の徴候を伴う場合は削痩。
- 行動が神経疾患によって起こっている場合には神経学的徴候。
原因
行動上の要因
- 住処のつくろい。
- 草食動物の糞がないことによる転位行動。
- 罰に対する反応行動:証拠の汚物を除去。
- 飼い主の行動の模倣:巣の清掃。
- 強迫。
- 飼い主の関心を求める。
医学的要因
- 炎症性腸疾患。
- 小腸における微生物過多。
- 巨大食道、食道狭窄。
- 腸管寄生虫。
- 甲状腺機能亢進症。
- 糖尿病。
- 副腎皮質機能亢進症。
- 栄養不良:供給不足。
- 薬物由来(例、グルココルチコイド、プロゲスチン、フェノバルビタール)。
- 貧血:鉄欠乏他。
- 消化不良あるいは吸収不良(例、膵外分泌不全)。
- 飢餓。
- 神経疾患:一次性中枢神経疾患、門脈体循環シャント。
大正動物医療センター 06-6551-5106