大正動物医療センター(大阪市大正区)のブログ

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尿毒症

2006-02-28 18:43:22 | お腹が痛い

症状

体重減少。 食欲減退または食欲不振。 活動性低下。 沈うつ。 倦怠感。 虚弱。 嘔吐。 下痢。 口臭。 便秘。 貧毛または被毛の乱れ。

悪液質。 沈うつ。 脱水。 虚弱。 蒼白。 点状出血および斑状出血。 つやのない、乱れた被毛。 尿毒症性口臭。 尿毒症性口内炎。 強膜および結膜充血。

原因

腎前性高窒素血症

循環血液量の減少または血圧低下による腎血流量の減少。
感染、発熱、外傷、コルチコステロイド過剰、熱傷などにより組織での異化作用が亢進したことに伴う窒素老廃物の産生の亢進。
消化管における蛋白源の消化、吸収の増加(食物性または消化管出血による)。

腎性高窒素血症

急性または慢性腎不全(糸球体、尿細管、腎間質、または腎脈管系を障害する腎原発性疾患)により少なくとも腎機能の75%が障害されている場合。

腎後性高窒素血症

尿路閉塞、排泄経路の破綻。

危険因子

疾患の状態:腎疾患、副腎皮質機能低下症、心拍出量の低下、低血圧、発熱、敗血症、多尿症、肝疾患、子宮蓄膿症、低アルブミン血症、脱水、アシドーシス、腎毒性物質への暴露、消化管出血、尿石症、猫における尿栓、尿道の外傷または腫瘍。
老齢になるに従い、危険性が増加する可能性がある。
薬物:腎毒性作用の強い薬物、非ステロイド系抗炎症薬、利尿剤、抗高血圧治療。

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