International Handstand Day !! でした(笑)

ハッピーハンドスタンド デー！！
というわけで、詳しくはこちらをご覧ください。
昨日が、International Handstand Dayでしたね。
肝心のその日に、記事通り寄り道して間に合いませんでした(笑)

さて、中国雑技において最も基本となる技、最初に練習するものは何だと思いますか？
そして最も難しいものは何だと思いますか？
雑技をやっている方に聞くとともに《倒立》という答えが返って来ます。
そうなんです。
雑技の基本中の基本にしてそして雑技でもっとも難しいものが倒立なんだそうです。
なので入団した子供達はとにかく倒立です。

倒立です

屋外だろうと

やはり倒立なのです。
入ったばかりの子供達は倒立が最初っからできるわけじゃありません。
だから最初は短く、そして徐々に時間を長くしてくそうで、だいたい30分倒立でいられるようにするそうです。
辛くなると腕を曲げたくなってくるそうで、それを防ぐために最初は腕を紐で縛って
腕が曲がらないようにして倒立するそうです。
実際に話を聞くと、本当に辛くて逆さで涙を流しながらとにかく倒立を何度も何度もやるそうです。

言われてみれば。。。。
ドラリオンのこの演目も

こんな団体での凄技も

こんな登り降りするコンビ技も

野外でやるこんな雑技でも

そして私が愛して止まないバレエオンライトでも

さらに時代を少しさかのぼっても


さらにさらに時代をさかのぼっても

そうなんです！
雑技の歴史に倒立あり！そう言っても過言でないレベルで倒立と雑技は切っても切れない関係なのです。
しかも歴史的にも
天に足を向ける輩がいるから天変地異が起きるのだ！
と虐殺された時もあるぐらい、雑技と倒立は密接な関係なんです。
現在では《京剧的筋斗，杂技的顶》とも言われたりするそうです。

もしも雑技を見る機会があったら、倒立の要素がどこに活かされてるのか。
そんな観点で見て見るのも楽しいかもしれませんね。

ちなみに先ほど紹介した

こういうの、見てみたいと思いませんか？
見たいですよね。見たいでしょ〜
でも中国には行きたくないって日本人は実に多い。
でも大丈夫！
中国雑技の技の多くは世界中に羽ばたき、そして世界で学ばれ受け継がれていっています。
いうなれば中国雑技の魂は何も中国人だけの中にあるわけではなく
それは様々な国のサーカスアーティストの中でも生きています。

ご覧ください。
ハッピードリームサーカスの今治公演に向けたチケット先行予約イベントの様子です。
ここ数年の傾向からおそらく中国人ではないと思いますが
しっかりと中国雑技の技がこうして受け継がれています。
ハッピードリームサーカスの詳しい情報は是非こちらからご確認ください。
合わせて、姉妹関係にあるワールドドリームサーカスもチェックしてみてください。
ハッピードリームサーカスだと蹬人(イカリアンゲーム)と呼ばれる雑技も演じられていたりしますよ。
蹬人についてはまた別途機会を設けて書きたいと思ってます。

ではでは、皆さんも素敵な倒立ライフを〜！

(おまけ)

シルクドゥソレイユもやってますね〜
去年もトーテムのアーティストが渋谷の交差点でやってた記憶が。。。。