多聞月記

シルクドゥソレイユのドラリオンをきっかけに中国雑技、サーカス好きになったおっちゃんの月記

天津市杂技团 へ!!

2019-05-10 21:15:40 | 2019GW《天津,石家荘,北京》の旅
天津に来たら絶対に行っておきたかった場所.
それはやはり天津市雑技団です.この天津市雑技団(天津雑技団ともいいます),なにげに前進を含めると本家の中国雑技団より長い歴史があったりします.
ほんのちょっとなんですけどね.もともと1948年に設立した中华马戏团というのからスタートしていて,1950年代中期にはすでに国内外で名を知られる団体,
そして演目をもつ雑技団になっていたみたいです.正式に今の名前になったのは1957年8月のようですが,
その前にすでに舞台芸術と雑技を組み合わせたショーを作り上げるなど,かなり今のサーカス芸術を先取りしたような存在だったかもしれません.
最近はあまり見ませんが,ワシントントラピスとかもあったみたいですね.
国際大会で金賞を初めて受賞したのが12歳の张婷が演じる单手倒立,シングルハンドバランシングでパリの世界最大級のサーカスフェスティバルでの金賞です.
イメージではドラリオンのワンジュンルーやイェミンジュを思い出してもらえるといいと思います.
伝統的な頂功という演目を一新して作り上げられたこの演目はシングルハンドバランシングの先駆け的な演技のようです.
28のシングルハンドバランシングの造型を流れるように繰り広げ,
ハンドバランシングに表現力を組み合わせたのが特徴みたいですね.
1996年のこの金賞に続いて,次の年にはモンテカルロサーカスフェスティバルでシルバークラウンを受賞しています.
今も天津市雑技団は現役バリバリに様々を演目をやっていて,最近で有名なのは《蹬人》だと思います.
そんな天津市雑技団がこちら!

はい!残念ながらここまでです.
でもこうやってあ~ここで多くの方が毎日練習していろんな雑技公演が生み出されているんだな~って思うだけでも
雑技ファンとしては大興奮ものなんです.
さすがにカメラは向けられませんが,中からは雑技を感じさせるもの,人々の会話など
生きた雑技団を外からでも感じられました.

では最後に最近の天津市雑技団の演目の動画を貼っておきますんで,興味がある方はごらんください.
[好大一棵树]杂技《蹬人》 表演:天津市杂技团 | CCTV
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周恩来邓颖超纪念馆へ

2019-05-09 21:25:10 | 2019GW《天津,石家荘,北京》の旅
今回の旅行は天津と大阪を飛行機で往復するんですが,実際に天津に居る時間ってそんなに長く設定してないんです.
天津って春秋航空を始め,簡単にいけるので。。。とまあこういう考えでどんどん天津が気づけば離れるんでしょうけど.
そんな天津で行きたかった場所が《周恩来邓颖超纪念馆》.旅行前にも書いたところですね.
周恩来は《雑技》という名前を命名した方なんです.
こちらは中国雑技団が公演を行っている東宮影院で公演前に流れている動画のスクショなんですがこちらでも紹介されてます.



ちなみに雑技って命名しただけでその“技”そのものはそれこそ何千年もの歴史があります.
なのでちょっとした言葉遊びでひっかけクイズができたりします(笑)

そんな周恩来さんの記念館があると聞くとやはり見に行きたくなるんですね~
と,その前に朝ご飯

日本でも超が付くぐらいモーニングセット好きな私.
7時台と11時ぎりぎりのモーニングで2度のモーニングを楽しむことも多い私なので
中国ではこういう中国らしいモーニングセットがやはり好きです.
豆乳に油条.中国のどこにでもあるチェーン店のものです.

記念館へのアクセスは非常によく,地下鉄の最寄り駅を降りればすぐです.
ただチケット売り場の列がすごかった.労働節の休みじゃないんだけどな~って思ったんですが
どうやら5.4に合わせて参観者が増えてた感じがします.
長い列な上になかなか進まない.チケット窓口開いてるの?って思うレベル.
ただ開いてはいて,ちょ~っとずつ進んで

あと少しってとこまできて分かりました.

基本,毎日2000人で,超えたら30分ごとに25枚ずつチケット出しますってことですよね.
そういうことか。。。。と.
ちなみにチケットといってますが,いるのはパスポートのみ

タダで入れます~す\(^o^)/
こちらが記念館

中に入ると周恩来邓颖超夫婦が迎えてくれます.

日本に留学した話も紹介されてました~

履歴書に入学願書も

という感じの記念館です。。。。
えっ!?もう終わりかって?
いや,もちろんいろいろありましたよ~
実際私も1時間ぐらいまった~りと見て回ってました.
が、無かったんです.特に中国雑技を命名したときの話とか,この時の公演の話とかは.
なのでこのブログ的には特に書くことなし!って結論です.なので雑技ファンっていう意味ではそれほど行く価値はないかな.
ただ気持ち的に,雑技の命名の親の記念館という意味では一度は足を運びたい場所ですね.

ちなみに記念館の敷地には


周恩来総理が使用した,ソ連から贈られた専用機が展示されてます!
政府専用機の中が見られる~ってことで10元なんて安い安い!
ただ中国人にとってはタダじゃないのかよ~ってことであまり人が入ってこないのでなおさらゆっくり見られるのも利点.

ここから降りてくる瞬間っていつもテレビとかニュースで流れますよね~
なのでここで同じように記念撮影してる方は結構多かったです.
気になる中はこんな感じ.


いうても古い昔の飛行機で大きくないので,今の旅客機を見ると狭いですが
それでも執務と休息が取れるようになってたんですね.
専用機としては十分かもしれませんね.
ベットで寝てるときに揺れると怖そうですが.

そんなわかで天津での最初の観光でした.

おまけ

もう名前忘れましたが存在感だけは半端ないタワー
素通りしただけです.
いや,基本高所恐怖症気味なんです(;^ω^)

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天津の夜景散歩

2019-05-08 21:35:15 | 2019GW《天津,石家荘,北京》の旅
4月27日
天津までは順風満帆.天気が少~しだけ悪かったんですが
私と中国の相性の良さといいましょうか,外に出て傘をさすことは今回の旅行でも一度もありませんでした~\(^o^)/
が,それより前にちょっとしたトラブルが。。。
今までは旅行中は常にグローバルWifiのモバイルWiFiをレンタルして持っていってたのですが
・モバイルWifiそのものが重いし場所をとる
・モバイルWifiの電池残量を気にしないといけない
・そもそも高い
・空港で返却忘れたりする(←経験済み(-_-;))
などなど変えたくて,前回の旅行で初めてアマゾンでSIMカードを購入して持って行って
この時はグローバルWifiと併用していたんですが問題がなかったので
初めてアマゾンで購入したSIMカードのみだけでの旅行だったんです.
が、、、、
こいつがなぜか機能しない!!
飛行機の中から空港の中でだいぶ格闘したんですけどね~
ぶっちゃけアマゾンで買ったSIMだとFacebookやツイッターなどが見られるのが魅力的に
言われる方もいますが,私に言わせればそんなものはおまけで
今の中国でネットが出来ないこと自体が大問題なんですよね~ネット環境があることが何より重要.
特に私自身,人と会う予定もあったので余計に.
というわけで背に腹は代えられぬと,空港でSIMカードを手配しました.
約200元の出費。。。。
そしてこれは次の日に起きるんですが
私は今,P20proとP10+っていう2台のスマホを中国で使用するんですが
おまけ的にP10+の方にアマゾンのSIMを指してたら,28日の昼過ぎに突然起動して
そっからはアマゾンのSIMが働き続けてくれました.( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
ちなみに私の中国語はボロボロなんですが
ここでも日本語が話せる中国人の方がすごいサポートしてくれたんですよね~
困ってる人に対する親切さって日本以上やといっつも感じます.
と,こんなちょっとした予定がもあったんですが
そのあとは問題なくホテルに着いた一服.
どうしようかな~と思ったんですが,天津のホテル付近の夜景でも見ようと散歩してみました.
すると結構天津の夜景ってきれいなんですよね~





川沿いにきれいな風景が続いてますよね.
これを楽しめる100元で夜景遊覧船もあるんですが,まあこういうところは節約しちゃうんです.

晩御飯は中国のグルメアプリで近くの人気のお店をチョイス

天津なんだけどこの時は名物もわからずに

北京ダックを初めて食べてました.

そうそう
ちなみに天津でも有名な場所の観覧車みたいなのは,こっち方面からも~っと川をのぼっていけばよかったみたいです.

ただ最近は疲れない観光をモットーにしてるので夜はゆっくりするのが多いんです.
近くのコンビニに入ると

私の愛しの营养快线とも久々の再会して
ホテルでまったりと营养快线で一杯しながら休みました.
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中国雑技団の開放日

2019-05-07 21:18:20 | 杂技の雑記
まずは無事に帰国しました~!と報告させて頂きます.
10日間っていう私の中でも最長の旅行でしたが,無理な計画も立ててなかったので
めっちゃまったり~としながら中国の街で過ごすことができ
さらにいろんな経験や得るものが多い旅行になりました.
少しずつ書いていきたいと思います.
旅行関連で書き始めてちゃんと書き終えたのは,最初のメルボルン旅行記だけなんですけどね(笑)

旅行の話は置いといて
5月5日に中国の北京にある中国雑技団で一般の方への開放日イベントが開催されました.
5月5日といえば,そう!私がまさに北京にいた時なのですが
残念ながらこの開放は地元の方向けのイベントなので私は参加できません.
が,違う形でもっとスペシャルなことを経験することになります.
今日は本題じゃないので書きませんけどね.

開放日には(おそらく)リハーサル劇場を用いて公演が行われ
空竹,柔术,杰克棒(ジャグリングのクラブ)といった演目が披露されたようです.

そして天気にも恵まれた外では空竹や转蝶の体験も



そんな中でもおそらくひときわ異彩を放っていたであろうがきっとこの方

飞叉と呼ばれるまさに雑技の王道と言いましょうか伝統的な雑技の代表的な一つなのですが
その芸を外国の方が習得されて演じられている.すごいですよね.
こちらの方はGuilherme sampaio diasさんという方で今年で来中8年を迎える方です.
もともとは中国雑技団のこの学校に留学生としてブラジルからやってきて,そのまま中国雑技団のメンバーになられたそうです.
《Hi 北京》というショーが昔,北京の児童中心劇場という場所であったんですが
そちらの主人公を演じていたのもこの方です.なので見覚えがある方がいてもおかしくはないですかね.
本場で本場の技術を身に着けて,そして南米サーカスらしい明るさ軽快さも活かして演じるGuilhermeさん.いろんな公演で大人気です.

どれぐらいの頻度で開放日があるのかは分かりませんが
地元の人にも雑技が少しでも身近に感じられるイベントになってたらいいなと願います.
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