ニュージーランドの大地でスクスク育つ植物や小さな生き物たち。その愛らしさ、強さ、楽しさを小さな庭からお伝えしています。
塀の柱にのっているのは
フジ
アウトドア暮らしらしく
お顔が汚れてワイルド
ですが元気そう
30分経って陽が陰っても
まだ同じ場所にいました。
窓にお隣さんが現れて声を
かけてくれるのを待ってる
思わぬ展開で家猫修行から
再び外暮らしに戻ったフジ
入れなくても家
がある
困ったことがあったら
いつでもおいで
と言ってはみたものの
もう困ったことがある
それで急に庭に姿を見せる
ようになってきたのか
基本はお隣さんにいながら
この縁石が境界線
そこから動きません
この後ごはんをあげたら
数ヵ月ぶりにがっつりと
食べて帰りましたとさ
暖かくなってきたからか
お隣さんに入れないからか
よくフジ
が庭に来ます。
丸々して元気そうだけど
お顔も足きちゃない(笑)
「・・・・・」
黒い毛に白髪も増えてる
困ったことがあったら
いつでもおいで
「・・・・・」
フジ
には部屋もある
ゴハンもある
(※うちで食べていた頃)
でも家の中に入って
家猫を経験した今、
フジがほしいのは
「家族」なのかも
またお隣さんに入れる日が
くることを祈ってるよ。
それまでは地域猫でがんばろう
うちにもいつでもおいでね。
(完)
お隣さんと話して、最近
フジ
が
庭に来るように
なったのが納得できました。
レモンの木の下で寝ていたのも
地域猫に戻った証拠なのか
お隣さんの家に入れない
👇
寝場所は用意されていても
👇
家猫ではなくなった
👇
だからゴハンも遠慮しよう
というのがフジの礼儀のよう
お隣さんを家と決めたときに
我が家でゴハンを食べなく
なった展開とまったく同じ
(※ずっと両家で食べていたのに)
1ぴきで生きてきた矜持なのか。
この礼儀と道徳は見上げたもの。
(つづく)
せっせと食べていたのに
急に口をつけなくなった
ということは、これまでにも
何度もあったフジ
「問題は歯か歯茎か?」
とお隣さんと慌てたことも
何度もありました。
「うちでも、お宅でも食べない
けれど元気そうで丸々している
という事は、どこかで食べてる
から、バネッサの家かもね。」
バネッサとは近所に住む筋金入り
の猫おばさん、
キャットレディー
でフジが縁で存在を知りました。
「元気にしていてくれればそれで
いいけど、まぁ頑固よね(笑)」
と苦笑いのお隣さん。
最初のロックダウン中は一緒に
自宅待機をしたほど
家猫だった
かと思うと4ヵ月でこの変化💦
(つづく)
「それがね、いつの頃からか
急にうちで食べなくなったの。」
と、
ロックダウン中の庭トーク
で垣根越しに言うお隣さん。
「毎日、玄関に来て元気そうなん
だけど、ゴハンを出しても食べ
ないから、ムダにしてしまう
ようになっちゃったのよ
」
フジ
は偏食傾向があり
前にも「歯か歯茎が痛い
」
とお隣さんとずい分と心配し
獣医にも相談していたら、
いっぱい喰わされた💦
という経験もありましたが、
(※その頃のフジ)
お隣さんはフジの歯を気にして
ずっと缶フードをあげていました。
(※今よりずっとスリムでした)
フジもせっせと食べていたのに
急に口をつけなくなったそう
しかも、お隣さんの先住猫は
2ひきともカリカリ一辺倒
で
缶フードを食べないので、フジ
が食べないとムダになるか、
クロ
が駆けつけてくるか
💦
そこで、とうとう缶フードを
あげなくなったんだそうです。
(つづく)
3月からのコロナのロックダウン中
気付いたらすっかりお隣さんの
家猫になっていた地域猫フジ
大事にされて先住猫同様に
可愛がられていました。
それが冬本番に再び外暮らし
が始まり、
野良に戻った
最初は猫ドアが開かないのが
理解できないようで、ドアの
前をウロウロしていて、話を
聞くだに可哀そうでした
それを日々目にしたお隣さんは
もっと辛かったことでしょう。
我が家には若いクロコロがいて
3びきともオスなので
一緒に
いるのはまったくムリでした。
でも、フジにはお隣さんが物置を
開放して用意してくれた部屋があり
ゴハンももらっていたはずなのに
(つづく)
「庭にフジが来てるよ
見に行ってごらんよ。
ビックリするから。」
と
夫に言われて、すぐに
「どうして」
と聞き返していました。
「遠目だったけどなんか、
汚れてる感じがしたんだ。
野良に戻ったのかな?」
という答えの意味がわかる
顔や足の汚れ具合。
雨の季節というのもあるの
でしょうが、ずっと真っ白
だったので汚れてみえます。
「フジ、大丈夫?食べてる?」
「・・・・・」
近づくと逃げてしまうので
窓から声をかけるのが精一杯。
望遠で確認した鼻周りの黒さ
は古キズの跡のようでした。
(つづく)
ロックダウン中でまったく
話していなかったお隣さんに
フジ
の
近況を聞き、急に
思い出したことがありました。
ある日、庭から戻た夫が
「フジが来てるよ」
とわざわざ教えてくれました。
それほど庭で見かけることが
珍しくなっていた頃でした。
「見に行ってごらんよ。
ビックリするから。」
と言われて不思議に思って
見に行ってみると、フジは
まだ同じ場所にいました。
久しぶりに見かけたフジ
丸々太って元気そうだけど
鼻先が汚れてる?ケガしてる?
7月末の1ヵ月前のことでした。
(つづく)
お隣の飼い猫の目を引っかき
家に入れてもらえなくなった
お隣で家猫修行中だったフジ
「ケンカというんじゃなくて、
ちょっとちょっかい出したん
だと思うの。でもベティーは
17歳で目も良くないし、若い
猫みたいに反応できないから
ケガしちゃったんだと思うわ」
ウルトラ猫バカのお隣さんは
心配はしていても決して立腹
している訳ではなく、ベティー
をあちこちの獣医に連れて
行きつつも、フジも可愛がり
よくフジの話になりました。
なによりも夕方になると、
「カモン、ダーリン」
というお隣さんの声が庭に響き
庭のどこかにいるフジを呼び、
夜のゴハンをあげていました。
しかし、8月はまだNZの冬で
日暮れも早く雨も多く、窓を
閉めているとお隣の声も聞こ
えず、フジがお隣で食べてい
ないことに気づきませんでした。
(つづく)
ただ今ロックダウン中なので
お隣さんと久々に庭トーク
「ところで、フジはお宅で
ゴハン
食べてる?」
という意外な質問が
お隣の飼い猫ベティーの目を
引っかいてしまうという
(※御年17歳のベティー)
思わぬ展開が6月にあった
ものの、その後もお隣さんが
大切に面倒を見ていたので
質問に驚きました
うちでは久しくご飯を食べず
あげても逃げてしまうので
もう何ヵ月もあげていません。
(↑クロ
が食べちゃうし💦)
「やっぱりそうだったのね
」
というお隣さん。
フジ、どうしたの?
(つづく)
ここ数日、庭にフジがいます。
レモンの木の下で1日中
寝ていることもあります。
暖かくなってきた証拠かな?
でも、カスだらけ(笑)
気配を察したのかおめざ
さすが元野良
勘がいい。
それを家の中から見ているコロ
これでも自宅警備
以前は大雨が降るたびに
お隣さんと面倒を見ていた
地域猫のフジが心配でした。
それがお隣さんの飼い猫に
なって
心配無用に
と安心していたら、
思わぬ展開が💦
お隣さんの先住猫
御年17歳のベティー
片目が晴れてどんどん
悪化していくので獣医
に連れて行ったら、
眼球を引っかかれていた
ということがわかり、
「手術か?」
「抗生物質か?」
とセカンドオピニオンを
求めた獣医眼科専門医
の勧めで抗生物質に。
長年同居しているローリー
とはこんな問題が起きた
ことがなかったので、
もともとベティーと折りが
合わなかったフジだろう
ということになり、フジは
再びお隣への出入り禁止
高齢のベティーとローリー
も外出禁止ということに💦
自力でお隣さんに上がり込み
すっかり可愛がられていた
ので、ナゼ家に入れなく
なったのかわからなくて
困惑していることでしょう。
ベティーはもっと可哀そう
早く良くなりますように