ニュージーランドの大地でスクスク育つ植物や小さな生き物たち。その愛らしさ、強さ、楽しさを小さな庭からお伝えしています。
反対側の歩道を歩く人が
振り返ってはクスクス
グレーの猫がシッポをピンと
立てて忙しそうに歩いていき
みんな道を譲っています(笑)
遠いし速いしでこの1枚
あのコはきっと
このコ
どこからともなく来てくれて
ナデナデ納税
したら
とっとと去って行ったあのコ
同じ道だし、同じ色だし
同じスピード感だし(笑)
ポカポカ陽気に誘われて
ウォーキングに出たら、
さっそく日向ぼっこ中のトラ
可愛いなぁ
と思っていたら、
ガタゴト音がしてもう1ぴき
トラちゃんビックリ
飛び出してきてシッポも
パンパンで庭に向かって
ニ"ャー
クロ猫ちゃんがいました。
朝からドラマな展開
黒猫
を飼うようになって
知った、緑
とのコントラスト
個人的な好みなのでしょうが
ブライトなライムグリーン
との相性がいい気がします。
(※
キッチンを改装した時)
家の中はグリーンだらけに(笑)
庭もこんなだし
でも、オメデタっぽい💦
面白くなさそうなクロ
1ぴきで寝ていたろころに
コロ
が入ってきました。
基本仲が良くない2ぴき
一応、足で自己主張
見慣れない箱が部屋のすみに
出してあるのに気づく前に
もう誰かがIN
靴下履いてない方でした
生まれた時から家
には猫がいた
ので、息子は教えなくても不要な
箱をポンと出しておいてくれます。
教えなくてもとっくに入ってる
目にした瞬間倒れそうでした
キジトラが7ひきもいて💦
ぢっとこっちを見てる
こりゃもうお持ち帰り決定
いわゆるドアストッパー
我が家のような古い家では
ドアのすき間風防止用かな。
(↑NZでは圧倒的にこの用途)
廊下に置いて鑑賞中
お隣さん命名のクロフード
歯が弱いクロ
のために
作っていたのが発端です。
まずカリカリを食器に入れる。
ナゼか3つあります(笑)
丸飲みするクロのは
小さめのカリカリで。
量が少ない黄色い食器のは
コロ用で、コロはこの量でも
残しがちで、残せばクロが
食べるのでこれも小さめ
それに猫缶を投入
よく混ぜると
なんとなく納豆風味(笑)
クロ用
コロ用
量の違いが歴然です。
じゃクロと同量のもうひとつは
これがフジ用
でした。
お隣さんが不在のときは
玄関まで出前してました。
クロと同量なので相当の量
それが今やいらないなんてね。
でもまたいつか復活しそう(笑)
フジ
には部屋もある
ゴハンもある
(※うちで食べていた頃)
でも家の中に入って
家猫を経験した今、
フジがほしいのは
「家族」なのかも
またお隣さんに入れる日が
くることを祈ってるよ。
それまでは地域猫でがんばろう
うちにもいつでもおいでね。
(完)
お隣さんと話して、最近
フジ
が
庭に来るように
なったのが納得できました。
レモンの木の下で寝ていたのも
地域猫に戻った証拠なのか
お隣さんの家に入れない
👇
寝場所は用意されていても
👇
家猫ではなくなった
👇
だからゴハンも遠慮しよう
というのがフジの礼儀のよう
お隣さんを家と決めたときに
我が家でゴハンを食べなく
なった展開とまったく同じ
(※ずっと両家で食べていたのに)
1ぴきで生きてきた矜持なのか。
この礼儀と道徳は見上げたもの。
(つづく)
せっせと食べていたのに
急に口をつけなくなった
ということは、これまでにも
何度もあったフジ
「問題は歯か歯茎か?」
とお隣さんと慌てたことも
何度もありました。
「うちでも、お宅でも食べない
けれど元気そうで丸々している
という事は、どこかで食べてる
から、バネッサの家かもね。」
バネッサとは近所に住む筋金入り
の猫おばさん、
キャットレディー
でフジが縁で存在を知りました。
「元気にしていてくれればそれで
いいけど、まぁ頑固よね(笑)」
と苦笑いのお隣さん。
最初のロックダウン中は一緒に
自宅待機をしたほど
家猫だった
かと思うと4ヵ月でこの変化💦
(つづく)
「それがね、いつの頃からか
急にうちで食べなくなったの。」
と、
ロックダウン中の庭トーク
で垣根越しに言うお隣さん。
「毎日、玄関に来て元気そうなん
だけど、ゴハンを出しても食べ
ないから、ムダにしてしまう
ようになっちゃったのよ
」
フジ
は偏食傾向があり
前にも「歯か歯茎が痛い
」
とお隣さんとずい分と心配し
獣医にも相談していたら、
いっぱい喰わされた💦
という経験もありましたが、
(※その頃のフジ)
お隣さんはフジの歯を気にして
ずっと缶フードをあげていました。
(※今よりずっとスリムでした)
フジもせっせと食べていたのに
急に口をつけなくなったそう
しかも、お隣さんの先住猫は
2ひきともカリカリ一辺倒
で
缶フードを食べないので、フジ
が食べないとムダになるか、
クロ
が駆けつけてくるか
💦
そこで、とうとう缶フードを
あげなくなったんだそうです。
(つづく)
3月からのコロナのロックダウン中
気付いたらすっかりお隣さんの
家猫になっていた地域猫フジ
大事にされて先住猫同様に
可愛がられていました。
それが冬本番に再び外暮らし
が始まり、
野良に戻った
最初は猫ドアが開かないのが
理解できないようで、ドアの
前をウロウロしていて、話を
聞くだに可哀そうでした
それを日々目にしたお隣さんは
もっと辛かったことでしょう。
我が家には若いクロコロがいて
3びきともオスなので
一緒に
いるのはまったくムリでした。
でも、フジにはお隣さんが物置を
開放して用意してくれた部屋があり
ゴハンももらっていたはずなのに
(つづく)
「庭にフジが来てるよ
見に行ってごらんよ。
ビックリするから。」
と
夫に言われて、すぐに
「どうして」
と聞き返していました。
「遠目だったけどなんか、
汚れてる感じがしたんだ。
野良に戻ったのかな?」
という答えの意味がわかる
顔や足の汚れ具合。
雨の季節というのもあるの
でしょうが、ずっと真っ白
だったので汚れてみえます。
「フジ、大丈夫?食べてる?」
「・・・・・」
近づくと逃げてしまうので
窓から声をかけるのが精一杯。
望遠で確認した鼻周りの黒さ
は古キズの跡のようでした。
(つづく)
ロックダウン中でまったく
話していなかったお隣さんに
フジ
の
近況を聞き、急に
思い出したことがありました。
ある日、庭から戻た夫が
「フジが来てるよ」
とわざわざ教えてくれました。
それほど庭で見かけることが
珍しくなっていた頃でした。
「見に行ってごらんよ。
ビックリするから。」
と言われて不思議に思って
見に行ってみると、フジは
まだ同じ場所にいました。
久しぶりに見かけたフジ
丸々太って元気そうだけど
鼻先が汚れてる?ケガしてる?
7月末の1ヵ月前のことでした。
(つづく)