ここ、さっきまで菩薩様が座っていました。
病院の待合室です。
今朝、加害者側の保険会社の担当さんが昨日約束していた転院候補の病院に行く連絡を怠っていていました
きちんとした対応を依頼して、
漸く転院先に連絡が取れ、職場にお願いをして、
父を迎えに行き病院に連れて来ました。
2時間待って、5分診療、その後レントゲンを撮ることになり、
待っているところです。
父の痛みがおさまらないので、ここに来ているのに、
急に連れてこられた事に不満の父。
認知症の症状も強く同じ事を繰り返し聞き、180°違う事も言いだします。
どれだけ父の事故以来職場で頭を下げ、人と話をしているのか
ついつい、受け答えもキツイ言い方になり、
自己嫌悪になりそうな事も口走る私の右背後から
「男は年をとると大変だわ・・・」
布袋さんのようにぷっくりしたご婦人が独り言のように語りかけてきました。
振り向いて、
「そうですね」
「うちはおとうさんがはやく逝ったから、十三回忌をしたばかり・・・」
そんな語りだしから父がレントゲンを撮るまでの10分弱、その方と話をしました。
北海道から嫁ぎ、亭主関白で破天荒なご主人が癌で亡くなるのみとり、
そのご主人も幸せな最後だったし、自分も幸せなのよと…
この世の中なるようになるの
話出してすぐ
(はい、これは姪に言わせると「ファンタジー」ですが
9
この方は私を慰撫し諭してくれるように遣わされた菩薩様かもと感じました。
「なるようになる」昨日のブログのキーワードが彼女の口からこぼれて

話していて、肩の力が抜け、
がにじみます。
「私は(年は舌だけど)主人を『弟』と思って、暮らしてきたの。
男はいくつになっても子供なのよ。貴女はお父さんと娘さんでしょうけど、
弟と思って、弟なら世話しても仕方ないじゃない
」
最後にそう言われ、
「とても弟とは思えないです
」と返しましたが、
その方が声をかけてこなければ、父にもっとキツイ事を言い続けていたかと思うと、
助かりました
私だけのファンタジーですが、
本当に彼女はどなたかがお遣わしになった菩薩様かなと思っている次第です。
なるようになるのでしょうか・・・
病院の待合室です。
今朝、加害者側の保険会社の担当さんが昨日約束していた転院候補の病院に行く連絡を怠っていていました

きちんとした対応を依頼して、
漸く転院先に連絡が取れ、職場にお願いをして、
父を迎えに行き病院に連れて来ました。
2時間待って、5分診療、その後レントゲンを撮ることになり、
待っているところです。
父の痛みがおさまらないので、ここに来ているのに、
急に連れてこられた事に不満の父。
認知症の症状も強く同じ事を繰り返し聞き、180°違う事も言いだします。
どれだけ父の事故以来職場で頭を下げ、人と話をしているのか

ついつい、受け答えもキツイ言い方になり、
自己嫌悪になりそうな事も口走る私の右背後から
「男は年をとると大変だわ・・・」
布袋さんのようにぷっくりしたご婦人が独り言のように語りかけてきました。
振り向いて、
「そうですね」
「うちはおとうさんがはやく逝ったから、十三回忌をしたばかり・・・」
そんな語りだしから父がレントゲンを撮るまでの10分弱、その方と話をしました。
北海道から嫁ぎ、亭主関白で破天荒なご主人が癌で亡くなるのみとり、
そのご主人も幸せな最後だったし、自分も幸せなのよと…
この世の中なるようになるの
話出してすぐ
(はい、これは姪に言わせると「ファンタジー」ですが

この方は私を慰撫し諭してくれるように遣わされた菩薩様かもと感じました。
「なるようになる」昨日のブログのキーワードが彼女の口からこぼれて


話していて、肩の力が抜け、

「私は(年は舌だけど)主人を『弟』と思って、暮らしてきたの。
男はいくつになっても子供なのよ。貴女はお父さんと娘さんでしょうけど、
弟と思って、弟なら世話しても仕方ないじゃない

最後にそう言われ、
「とても弟とは思えないです

その方が声をかけてこなければ、父にもっとキツイ事を言い続けていたかと思うと、
助かりました

私だけのファンタジーですが、
本当に彼女はどなたかがお遣わしになった菩薩様かなと思っている次第です。
なるようになるのでしょうか・・・