言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

お金の大きさ

2020-07-08 06:32:00 | 日記
我が家では子ども達がもらったお金(お年玉など)は全て子どもに任せています。

理由は二つあります。

一つ目はお金の価値が変わるからです。

子どもの頃の1万円と大人になってからの1万円って価値が変わっていませんか?

子どもの頃の1万円は何でも買える無敵のカードを手にしたようにワクワクしました。

大人でも1万円を手にすると嬉しいですが、子どもの頃と比べると小さくなっています

つまりお金に対する価値が変わっています

お年玉を親が預かり、子どもが大人になってから渡すのは価値が下がってから渡す事になります。

二つ目は子どもの時からお金の大切さや怖さを体験して欲しいからです。

欲しい物があったら貯める。借りたら返す

失くした時の喪失感など、身をもって体験してお金に関して感覚的に理解を深めて欲しいからです。

また、うちではテストで100点を取れば100円もらえる制度があります。

これは毎月のお小遣いと別です。

お小遣いは昇給制でテストは出来高です

この制度を導入している意味は頑張ればお金がもらえ欲しい物が買えるという学びを得てもらうからです。

決してテストで良い点を取ってもらいたいからではありません。

学校の勉強に大人になって役に立たない内容は山ほどあります。

それを学ばせる意味は嫌な事でもやり遂げる経験をしてもらう事でもあると思っています。

ただ、今はもう嫌な事を根性でやり遂げ、お金を稼ぐ時代ではありません。

嫌な事をやり遂げる経験も経験に無駄はないないので大切ですが、

好きな事や好きな物のために頑張る経験の方が大切だと考えています。

なので、子ども達が自分のお金で買う物に文句は決して言いません。

例えバカでかいぬいぐるみであっても😅


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