言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

行動の根本は自分(意識)でなく脳が決めている

2022-11-09 07:27:00 | 日記
昨日、何となくテレビを見ていると、

脳科学の話でした。

行動を決めるのは脳か意識どっちが先かという話でした。

“口を開ける”という行動をする時

普通に考えると、意識が口を開けたいとなり、脳に指令を出して、脳が筋肉に電気信号を出す。
つまり、意識→脳→行動の順番になっているとなります。

しかし、脳に電極を挿して実験すると、
脳→意識→行動の順番だそうです。

つまり意識的に行っていると思っている行動も実は脳からの指令が先に出ているという事です。

人間の行動のほとんどが脳が指令を出していて無意識で行っているという事です。

意識は脳が出した指令からの行動を後から理由を付けていることになるとのこと。

確かに何をするにも関節を曲げる位置とか、声の大きさなど意識的には行っていません。

つまり、経験する事でオートマチックに脳が様々な事を判断して遂行しているのです。

だからスポーツでは反復練習が大切であります。

意識して無意識(脳)を鍛えるのです。

ルーティンが良い結果をもたらす理屈もこれならよく分かります。

同じ動作を意識的にする事で無意識が前回と同じ良い動作を行うように仕向けているのです。

この事を理解しておくと、悩んだり、迷った時に意識下で何時間も考えるのと、直感を信用すること(脳が選んでいる)では、直感が正しい事が多い事にも納得がいきます。

あれこれ考えないで直感(脳)を信じて行動してみる。

脳は自分(意識)より大変能力が高いので意識的に利用してみる。

行動の根本は自分(意識)でなく脳が決めていると考えると少し楽になりますね。

難しい事は脳に任せて、自分は楽しいことをやっちゃいましょう😊




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