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子どもの頃は虫が大好きでした。
セミを捕まえて家の中の網戸にいっぱい止まらせて、母親に怒られた事件は、実家に帰るとしばしば話題になります。
今は出来れば触りたくないし、遭遇したくないです。
いつから変わったのでしょうか?
ここからは自分なりの考察です。
①経験
虫の中でも比較的大丈夫な虫(例えば、てんとう虫)と、いるだけで逃げ出したく虫(スズメバチ)がいます。
これは蜂に対しては幼少期は刺された経験やアナフィキラシーショックの知識がなく、恐怖は希薄ですが、成長と共に恐怖の経験が蓄積されていくと考えられます。
②物理的な親近感
私の子ども達は幼少期から虫を怖がります。これは私達夫婦が虫を怖がっているのを見ているからだと思います。
私の親はあまり虫を怖がりませんでした。
幼少期と今の自分、私の親と今の自分を比較すると、虫との距離が関係していると思います。
幼少期は外でばかり遊び虫が身近でした。私の実家は田舎で虫が身近にいました。
私の子ども達は外でも遊びますが、整った環境で虫が少ない環境で遊ぶことが多いです。
単純に身近な存在でなくなると虫のような予測不能な存在は怖くなるのでしょう。
③心理的な親近感
自分の頭に生えている髪の毛は大切なのに、抜け落ちた毛はゴミとなり不潔に感じます。
自分の子どものオムツ交換の時に手にウンチが付いても平気なのに、他人にウンチを付けられたら、凄く不快になります。
これは知識として髪の毛やウンチの成分が変わらないとは知っていますが、心理的に嫌悪感につながっています。
これに類似した心境が虫にも働いていると思います。
怖くなる理由は自分なりに整理できましたが、克服するにはどうしたら良いのでしょうか。
私が今やってる方法は
①虫を見極める
危険な虫でなければ必要以上に怖がらないと意識的に思う。
②軍手を付けて触る
触感が鈍り恐怖心が半減されます。
今日は日常の疑問を自分なりに考えてみました😊