言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

身体の柔軟性は心の柔軟性

2023-05-10 22:45:00 | 日記
私は毎日、簡単なストレッチを上半身と下半身に分けて行っています。

何度も挫折を繰り返していますが今回は休む日もありますが続いています。

効果は、日常生活では寝違えによる身体の痛みの減少、運動時の疲労度の低下、50肩の発症の抑制があります。

また目に見えてストレッチの中で柔軟性の向上がみられています。

そしてストレッチと関係あるか根拠は不明ですが、メンタルも穏やかな気分でいる時間が増えているように思います。

私なりの理由を考えてみました。

理由①
ストレッチは気持ちいい=心が穏やかに

理由②
ストレッチにより呼吸が穏やかになり、副交感神経優位となりリラックスできる

理由③
ストレッチ中は身体に集中しており瞑想の効果が得られる

心身は表裏一体であることは実感としてあるのではないでしょうか。

そして、心と身体、自分でコントロールしやすいのは身体です。

身体をコントロールすること(運動、食事、睡眠)で心を整えることができます。

心が凝り固まり疲れたと感じたら、ストレス発散方法の実施もいいですが、簡単なストレッチにより身体を解すことがお勧めです。

ストレッチにより心が解れて穏やか気持ちになります😊



コンフィデンスマンJP英雄編

2023-05-09 22:05:00 | 映画
コンフィデンスマンの意味を調べると

“「confidence」は、「信用」という意味を持ち、「man」は「男性」や「人」を表す単語である。 その2つを組み合わせた「confidence man(コンフィデンスマン)」は、「信用詐欺師」という特殊な意味となる。 信用を利用して、他者を欺く人という意味合いである。”

と出てきます。

英雄の意味を調べると

“知力や才能、または胆力、武勇などに特にすぐれていること。また、その人。”

となります。

この映画は本当に騙されます。

騙されているのに笑ってしまいます。

そして、最後は長澤まさみさんの笑顔にやられます。

少し長い(240分)ですが面白いので全然苦になりません。

あなたにとって本当の英雄とは何でしょうか?

是非見てみてください!


アヒルと鴨のコインロッカー

2023-05-08 21:59:00 | 映画
若い頃一度観て衝撃を覚えた作品です。

これから伊坂幸太郎作品が好きになりました。


アヒルと鴨の違いを言語化できますか?

神を閉じ込めたのでもう大丈夫。

ボブ・ディラン
音楽
引越し
大辞林
ブータン
鳥葬
大学
裏口
ラジカセ
ペットショップ
友情
狂気
レザージャケット

無くしてから気付く重要性は偽物かもしれない

2023-05-07 21:34:00 | 日記
ゴールデンウィーク中は私は土日は休みで後は仕事でした。

妻と子どもたちは休みなので、5月3日〜5日の3日間妻の実家に帰省していました。

私にとって妻や子どもがいなくなる3日間は子どもが産まれて初めてでした。

この予定が決まった時の気持ちは、何か自由を勝ち取ったようなウキウキする気持ちになりました。

しかし、仕事なので何ができるわけではありませんが、普段中々ゆっくり見る事のできない映画をみたいと思いました。

1日目は半休が取れたので同僚と登山へ。
(詳しくは少し前のブログ何気ない交流が大切 - 言語聴覚士の独り言を参照ください)

2日目、3日目は仕事から帰り、夕飯を食べ映画を見ました。寝て起きて仕事に行くだけ。(映画のブログは後日あげます)

何でもないですが、家族がいない寂しさが押し寄せてきます。

そして、自分しかいないので自分とだけ向き合います。

料理、掃除は意外にも苦でない。(2日間だけですしね)
好きだったコーヒー(豆から挽いて入れる)やお風呂(浴槽に浸かる)は面倒に思い、コーヒーはドリップ、入浴はシャワーで済ませました(季節の影響もあるかも)

そして、感情の起伏はほとんどありませんが、ネガティブ思考君が出たり引っ込んだりしていました。
理由は基本的に自己肯定感が低い自分を内観したからでしょう。

このプチ単身赴任?状態での学び

①私は自分と向き合う時間が少なかったのかもしれない
→反対に育児と言い、子どもたちに先輩風を吹かしているのは育児マウントの可能性あり

②寂しい=家族が大切ではない

私以外の家族が帰省して一時的に離れた事による寂しさは物理的なもの。
だからといって家族が大切と考えているとは限らない。

家族を大切に考えている人は一緒にいる時こそ家族を大切にすると思う。

家族と言えど一緒にいるのが当たり前ではありません。

一緒に過ごす事のできる貴重な時間を大切にして家族には行動で大切である事を伝えたいです。

さあ、明日は月曜日

何気ない日常こそ幸せである事を噛み締めて、周りの人に感謝の気持ちを持って仕事頑張ります!



最後のビール

2023-05-06 09:59:00 | 日記
私は訪問してリハビリを提供する仕事をしています。

難病により一人暮らしが困難となり、住宅型の老人ホームに入所されていた方への介入が

昨日で最後でした。

理由は病状が進行して、看取り対応の介護医療院へ転所されるからです。

一年半前まではお孫さんと走りながら遊んでいた方です。

難病は本当に残酷です。

私は最後に何かできないかと考えました。

常日頃、その方はリハビリ中や終わりに
「ビールが飲みたい」と言われていました。

その方は家族の往来が少なく、糖尿病もあり、且つ転倒の既往もあり飲む事ができていませんでした。

介護医療院へ入所されても飲むチャンスはゼロではないかも知れませんが、老人ホームで難しかった方だと考えると、ほぼ困難だと予想できます。

私は何とか最後にビールを飲んでいただけないか動いてみました。

・上司(私の)への許可依頼
→いいね。
・管理者(私の)への許可依頼
→施設内で転倒でもあった場合こちらの責任にならないように。
・ケアマネジャーに相談
→施設に許可をとってみます→少量ならok
・家族に許可依頼
→ありがとうございます

当日
施設管理者に直接再度許可依頼
→ok

ビールは当初は350mlを予定していましたが、転所前に転倒や体調不良を促してはいけないので125mlにしました。

本人様にはサプライズです。

訓練中に「あ〜ビールが飲みたい」

私「ありますよ。飲みますか?」

保冷バッグでキンキンに冷やしたビールを飲まれました。

「うまい」

大人が一杯のビールを飲むのにどれだけの許可が必要か呆れそうになりましたが、

この一言で報われます。

私は部屋を出る時にお別れを伝えることができません。

なぜなら正式に転所することを本人様に伝えていないからです。

怒ったり、不穏になると困るからだそうです。

私にはどうにもできませんが、あまりにも本人様の気持ちではなく、責任の所在に重きを置いた考えだと感じます。

もう少し自由度の高い支援が可能な環境になるように私も少しでも働きかけたいです。