TAKE-LOG 竹ログ

綿から糸にして手織り体験をしたいんです

「綿から作る手織り体験をしたいんです」
と、一人の女性が三河木綿のフルコースの体験申し込みがありました。
以前に予約の申し込みがあった人です。

早速、三河地綿を使った綿の作業が始まりました。
綿繰り器が登場します。
綿繰り器が回転して種と綿とに分かれる様子を見て
「不思議だわ」
「何故だろう」
と、声が上がります。

そして、次に弓が登場してくると
「これは弓ですね」
弓の弦を振動させることで綿の塊が解れて柔らかい綿に変わって来ます。
「あら、ふあふあの綿になってきた」
綿の様子が変化する毎に声が上がります。

糸作りの象徴である紡ぎ車が登場します
「トヨタの記念館で見てどうしてもこれを知りたくて竹島に来ました」
と憧れだった糸紡ぎの作業が緊張した面持ちで始まりました。



「あっ!切れちゃう」
「大丈夫ですからゆっくり引いてハンドルを少し回して」
「すごい、綿が糸になってる」
手に汗を握って綿が湿るほどの緊張が続きましたが
見事に4mほどの糸が出来ました。



そして、出来た糸を織り込む機織りが始まります。
スタッフから織り方を教わりながらの作業です。

「どこに自分で作った糸を織り込むか考えてください」
やがて、ご自分で紡いだ糸を織り込みコースターが完成しました。



「糸紡ぎもできて嬉しいです、ありがとうございました」
と出来上がったコースターを掲げて記念撮影です。

綿の種取から始まった一時間に及ぶ三河木綿のフルコースが終わりました。

蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「三河木綿の手織り体験」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事