浜松市天竜区の二俣川原から栄林寺に立ち寄り
夕べの鐘の音を聞きながら歩く道に花がさく
春の夕日は暖かく春に包まれた川風も優しい
柳の若葉も吹く風も円やかな川原を眺め歩く
冬の名残りの枯葉を残し 新芽が春を知らせていた
水仙の花々が出迎えて
夕べの道しるべのように咲き
夕日の陰に咲く桜の花も優しく出迎えている
夕日が落ちると急に冷たさを増す谷の風
芸術の道を行くのは楽しく
ナマハゲのような面に驚く
そんな道に 淡い花の繋がりが泡立つように見せている
夕方の林の陰で立ち尽くしてしまう私
頭上の桜を忘れさせた曲線の花の繋がりを写す
秋野不矩美術館の人たちも帰路につき
夕暮れの静かな坂を登る