TAKE-LOG 竹ログ

三河木綿のフルコース・素敵なカップルが手織り体験に来ました。

「三河木綿のフルコースをやりたいんですが出来ますか」
と、予約のお客様のご来店です。

「はい、お待ちしておりました、すぐできますから」
と最初の体験の綿繰り体験から始まりました。



「わ!、種がこっちに落ちて綿が向こうに落ちてる」
「不思議だね」
「誰が発見したのだろう」
綿繰り体験が終わると今度は弓を使った綿打ちである。
弓の弦を振動させると綿の繊維がほぐれてふわふわになって綿らしくなってきます。

その綿を使って今度は紡ぎ車を使って手紡ぎ体験になります



「あれ!なぜ、なぜ、なんで糸になるのだろう」
「信じられないわ」
昔の人はよく考えたものだと思うが人間の歴史の中では大発明だと思う



「切れちゃう」
「大丈夫、ゆっくり引いて」
「あー切れそう」

「なぜ?糸になると強くなるのだろう」
「恋人同士でもしっかりとした心の結びつきは強い絆になるのです」

そして次の作業は機織りである



経糸はあなた ヨコ糸は私🎵?
経糸は私 ヨコ糸はあなた♪?



まあどっちでも良いが綿の繊維が絡み合い強い糸を作り出し
強い絆の糸を織り込むと織物ができる



今織っているのはコースターで強い織物ができている
向かい合って織る姿は微笑ましい



窓の外には弁天様を祀ってある竹島が見える
弁天様だけにこの光景にはやきもちを役かもね



そして、素敵なコースターが出来上がりました。
自分の手で作った糸をコースターに織り込むという
初心者には無謀と思われるこの企画は竹島クラフトセンターの
手織り体験のフルコースです。


(私のつぶやき)
根元にしっかりとした伝統を踏まえその中から新しい改善を作り出し、
その新しい改善が取り込まれたものが次の伝統として残るのが
伝統文化であると思っている。

蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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