「手織体験は出来ますか」
二人の女性が手織体験の申し込みです
手織教室の生徒さんも帰って
空いたアトリエで織機を設置することになりました。
「機材で散らかっていますがここでやりましょう」
「手織の仕事場で織れるなんて嬉しい」
一人づつスタッフが付いて手織が始まりました。
「わー!、凄いです、織物ってこうして織れるんですね」
「私でも織れるわ、嬉しい」
一本の糸に何色もの色に染められれて素敵だわ
「この糸は私が夜中に手染めで染めた糸ですから世界でこの糸しか無いんです」
「凄い、私がそんな糸を織れるなんて」
「あら、ここが織り間違えてしまったわ」
「大丈夫です、人生のやり直しは出来ませんが、手織りはやり直せるのです」
「なるほどね」
会話が弾む中で手織りは進んで行きます
「明日は愛・地球博のジブリパークで開かれるクラシックカーのショーの
お手伝いに行くののですよ」
「えっ!、竹島クラフトセンターも12月3日はジブリパークへ出店する予定で、
準備が始まっているのですが、なんで私のところがと思うのですがねえ・・・」
「まー!、奇遇ですね、手紡ぎ車もジブリ作品の中にあって雰囲気も合うから」
などなど、話が盛り上がるうちに手織り作品が現れて来ました
「わー、素敵、嬉しい」
千葉県からジブリパークのイベントにやって来て、途中の竹島で三河木綿の手織体験をしたら
同じイベントに出展参加する人だったなんて、なんて奇遇でしょう」
そして、途中で糸車で紡いだ糸も織り込んだコースターの完成です!
「出来たー、素敵なコースターが出来て嬉しい!」
おめでとうございます♪
竹島クラフトセンターの制作のタペストリーの前で記念撮影です。