アトリエの奥を整理していたらこんな物が出て来てビックリ!
20年前に発足したミカワテキスタイルネットワーク協議会と
蒲郡市は繊維産地復興の為にホームページ”夢織人”を中心にして
繊維産地生産品を手に取って見たり触ったり出来る”アンテナショップ夢織人”
そして、江戸時代から明治時代に盛んに生産されていた三河木綿を復興する目的と
その技法を保存するための機織りの場所として[手織場]を作りました。
幅210cm×240cmの手織場の大のれんは、デザインと紋紙を作り
ジャガード織機で織りました。
コンピュータでデザインした蒲郡ならではの懐しい織物です。
この写真の作品は竹島クラフトセンターの大暖簾です。
サイズは手織場と同じ規格で電子ジャガードで織りました。
現代では出来ない企画となってしまいました。
上の写真は”アンテナショップ夢織人”のジャガード織りの旗で
一目見たら忘れないように一際派手な色使いにしたのは
そんな気持ちが強かったのだと思います。
蒲郡の織物で特産品だった大型ジャガード織機の織物を
全国に売り込もうという意欲満々の時代の物でした。
あれから20年、時の経つのは早いと言うが、
亡き妻に支えられて出来た品々でありました。