に春に花を求めて散策に出る
コロナ禍で滅入る気持ちから脱して外へ飛び出した
歩く歩くストトコ歩く
歩くうちに気持ちも解れ良い気持ち
「あれ、蝋梅が」
「蝋梅?」
「蝋で作った梅に見えるからよ」
なるほど、見れば作り物のようだ
1cmほどの大きさの花が咲いている
「こっちにもあるよ」
他に咲く花もない冬の寒気の中で咲いている蝋梅
春を告げる花は凛とした空気の中で
毅然として咲いていた。
コロナを悩む前に自分に強い心を持って、
そうだ、外を歩こう
「こっちに紅梅が咲いているよ」
冷えた空気の中でピンクに咲いた紅梅
桜とは違う冷気を感じさせるピンクの色が
大寒から立春への厳しさを感じさせていた
万歩計を見れば 7651歩、
これからスーパーに寄って買い物して帰れば10000歩は歩けそう、
大根とピーマンとパリットウインナーと、
味噌と牛乳とパンと、ビールと
「お、重い!」
カメラとレンズと三脚が入ったザックが重い!
「あー!、大根が・・・」