１５台の織機と機材を２台の車に積み込みました。
行く先は蒲郡市立三谷東小学校です。
写真は広い教室に並んだ１５台の織機、
これから生徒さん６０人が織機に向かって三河木綿の
手織り教室が始まります。
手織り教室の指導をしてくれるのは
竹島クラフトセンターのベテラン生徒さん達１０人です。
（写真は授業開始前にラジオ体操をしています）
蒲郡市は日本有数の三河木綿の産地で、現在でも蒲郡市の主幹産業です。
今は少なくなってしまった織物産業であるが、原料の綿を育てて織物まで
作ることによって、郷土の歴史と産業と文化を学ぶ授業のお手伝いです。
生徒さんは初めて目にする織機に向かって真剣そのものでした。
自らの手で春から育てた綿を糸に紡いで機織りで織り込むという
全国でも珍しい本格的授業が展開しました。
子供達の輝く目と作る喜びを感じました。
出来上がった作品を生活で使うことを通じて、
物作りの原点を学び、これからの人生の中で
この体験がどこかで役立ことができたら嬉しいです。
