今日は土曜日で潮干狩りもあって竹島の駐車場は満杯で
私は離れた造船所に車を置いて歩いた。
そんな賑やかな竣成苑に一組のカップルが手織り体験にやって来た。
「手織り体験をしたいんですが出来ますか」
「今なら織機が空いていますからできますよ」
と、いううことで
早速好きな色糸を選んでいただき織機に座ります。
スタッフから織機の扱い方を教わりながら織物を学んで
いただきます。
”これを上げると奇数の糸が上がります、下げると偶数の糸が上がります”
「不思議ですね」
誰がこの不思議を思い付いたのでしょう、
”その間をシャトルに巻いた糸が通過します”
そしてトントン
「楽しいです」
「やって良かったです」
外の竣成苑の賑やかさが教室内にも聞こえてきます
「そのうちここも動物園のサル状態になるかもしれません」
それでも一心に織るお二人です。
おたがに作品を見あって楽しい会話です
「綺麗に出来てるね」
「それもいい感じよ」
手織りは楽しい、
それも仲良し同士で織ればなお楽しいです。
彼女のコースターは新色の糸である
織ったのは初めて見ましたが良い感じです。
染めたのは私だが、糸は織ってみなければ分からないものである
”この色糸を織ってみたら”
この時の想像が当たって美しく織れれば最高!ってことになります
”織物は織ってみなければ分からない”
なんてことを思っているうちにお二人のコースターが
出来上がりました。
「わー!出来た」
「あなたの素敵よ」
出来上がったコースターを掲げてお二人の金メタルで記念撮影です
おめでとうございます。