先週は筬通しの作業を終えたToshieさん、今日は綜絖通しの作業です。
整経して鎖網状態で保存された糸を今から織機に仕掛けます。
1時間ほどで一本づつ筬通しを1時間ほどで終えました。
デザイン画を元にこれからの作業の意味を教えられて
この後、綾を取った綾棒から一本づつ綜絖に通します。
速さよりも正確な作業を求められ我慢の作業が続きます
今回は綜絖8本の千鳥格子柄の製作なので、
パラメータ通り規則正しく通します。
一本の狂いも許されません
流石にベテランの域に達しているToshieさん
素早い手捌きで作業が進みます
この後、正確に通し終えたか検証してOKが出るか緊張の一瞬です。
いよいよ織り付け(試験織り)をします。
柄が正確に織り出されOKが出てホッとする時です。
「今日は疲れたので今度から織ります」
3時間で筬通しから試験織りまで終える事が出来ました。
あとは正確に綺麗に織ることが要求されます。