外は観光客で賑わう竹島俊成苑だが
教室内は静かな時が流れて
機織りの音だけが響いています。
今日は教室の外と中ではまるで違った別世界となった。
「何を織ってるんですか」
「我が家のテーブルに掛けるテーブルランナーを織っています」
「結構大きいですね」
「長さ2m程織ります」
絹の太番手の織物で渋い光沢が深みを与えています
手織のベテランさんで数多くの作品を手がけているOsukaさん
「今回のテーブルランナーの糸は太くて組織は平織だから楽させていただいています」
とは言うものの織機に向う時は何時も真剣勝負なのです。