TAKE-LOG 竹ログ

裏山アルプスよりみちトレッキング 栂池自然園に行く

運動不足では感性は養えない。
私はデザインを考えるとき歩く、
なぜか歩くと発想が冴える、人間は歩く葦だという
アフリカから歩き始めた人類は世界に文明を創り、
織物も広げながら移動した。
だから歩くのである、ただ歩けば良いのではなく考えながら歩くのが
竹島クラフトセンターの裏山アルプスよりみちトレッキングである。


今回は命がけの猛暑の町から逃れて、長野県小谷の栂池高原へトレッキングとなった。
北アルプスの標高2000mの高地の自然と高層湿原に咲く高山植物の観賞と、
日本の高山の雰囲気にふれるための山行である。

そして、氷河期に咲いていた植物や動物がアルプスの自然の中で
生き残った貴重な事実を感じてもらいたい と同時に、自然を
大切にする心を養いたいと思う。



白馬大池駅から栂池公園駅まで行くとゴンドラリフトに乗り
1582mまで行き、栂池ロープウエイで標高1829mの栂池自然園に到着した。

ビジターセンターから栂池自然園に入場するとそこは湿原に咲く高山植物の世界だ。
昔はこの地点まで車で来たが、今は自然保護のためロープウェイで入山
するようになったする。


よりみちトレッキングの名の通り花を見つけては撮影しながらのトレッキイングが
スタートした。


ナナカマドの紅葉は始まっていた


湿原の木道を行く


サンカヨウの実だ熟すと甘く美味しいそうだが食べたことはない


ヒオウギアヤメの紫は目立つ


コバイケイソウの向こうにヒオウギアヤメの群落だ


クルマユリも負けずに存在を見せていた。


クルマユリの下にはミヤマキンポウゲ


コバイケイソウの咲く木道を行くメンバーたち


アヤメの向こうにコバイケイソウ 


コイワカガミの花だ


エンレイソウだ、紫の実が光って綺麗


綺麗な湿原だ、水芭蕉の葉がお化けのように大きくなって、その向こうに
ワタスゲの群落だ。


ワタスゲの白は可憐だな


やっと会えたね水芭蕉の白い花、ここは風穴の入り口で冷風のせいで
真夏の今でも水芭蕉を見ることができるのです。


ツマトリソウの花、サクラソウの仲間だそうだ


オオバタケシマランの花だユリ科の花だが大きさは7mm位だ


キヌガサソウの花だ、ツマトリソウと間違えてしまう


チングルマが綿毛になっている、これでも木だそうである


ニッコウキスゲの花、明るい夏の草原に似合う




植物図鑑を見ながらのトレッキングだ


もう、疲れたわ 早く昼食にならないかなー、


高層湿原特有の池塘だ


白根葵の花だ、昔日光白根山に見に行ったがついに見れなかった経験がある花だ。


サンリンソウだ、ニリンソウはよく見るがサンリンソウは初めて見た


メンバーは元気に歩いている


ゴゼンタチバナだ久しぶりに見た。


湿原を流れる小川を渡る


これはコケモモではなくてアカモノと言うそうだ。


撮影をしている間に仲間は湿原の向こうに行ってしまった


昼近くになってハイカーで混みはじめた。


雲が少し上がって小蓮華山の雪渓が見えて来たが今日は白馬岳は見えない。


延々と続く湿原の木道




浮島湿原である、尾瀬や八島湿原ほど多くは無い




渓流を渡って行ってしまう


同行のパーティーはどこえ行ってしまったのだ。


陽が傾き山の一日は早い


やっと追いついたぞ




疲れたねもう帰ろうよ


やっと、ビジターセンターが見えて来た


今日の山行の終わりである。

この後、休憩して小谷村の雪渓サイダーを飲む、あの刺激は恍惚のブルースであった。

終わり、

追伸、大自然に触れて自然の中からいただ何かがこれからのデザインと作品に
反映出来たら良いと思う、

家に帰り今朝の新聞テレビを見て…、どこかで見たお気に入りのデザインソースを
少しゆがめてプレゼンに使う、それが日本を代表するデザインなのか?、

大きくしたら
小さくしたら
反対にしたら
下から見たら
上から見たら
カットしたら
色を変えたら、

蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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