TAKE-LOG 竹ログ

今日は古城をゆく

今日も子供の頃歩いて今は廃道になっている道をゆく

子供の頃の記憶はいつまでも忘れないとみえる、

かって知ったる我が庭をゆく

嬉しくてルンルン

おー、金平糖

言われて見なくても

こんぺいとう

この花、この辺にやたらと多いのだ。

次に現れたるこの花

三枚の花弁を持つが

名前は知らないが

日陰に咲いて陰に咲く姿が写真に映える

 

まあー!小さな花だこと

黄色い小さな花

なんてお名前ですか?

 

青い葉の向こうに枯れた花の額があって

秋と夏が一緒に写り込んだ

自然の生のサイクルを見た

 

私の好きなシャガの花も終わればこの姿

何だか妙な捻れ方を見せて私を誘う

今日は惹かれてシャッターを押す

 

緑絶頂な世界に赤の飛び入り

私と同じでかなり自己主張が激しいらしい

よく見れば紅葉だった

ここは二俣城跡

今川、徳川、武田、徳川と

戦国時代は遠州の要の地であったこの城の争奪戦が続いた

最後は徳川家康の嫡男 徳川三郎信康の最期の場所である

信康は眼下の崖下に見える天竜川を眺め何を思ったのか

秋の満月を見上げて何を忍んだのだろう、

義理の父親の織田信長の命を受けて息子を殺した家康

浜松は出世城と言われるが出世の陰には

ここ二俣城事件が無くして徳川300年はなかったであろう

 

ここから、北へ逃れ秋葉山を越えれば母築山殿の姻戚の土地

武田領がすぐそこに見える

夜陰に紛れて天竜を船で下れば太平洋へ

などなど、考えれば限りないロマンの土地なのだ

 

二俣城に咲くシャガの花は信康の人生と

陰に咲くシャガに妖艶を感じてしまうのだ

 

戦国以前から続く二俣古城の野面積みの石垣と

天竜の流れに削られた急峻な崖に囲まれた城

二俣城だ。

 

大手門跡から天守を見ながら城山を下りながら

この地域とこの城の歴史を掘り下げてみたくなった。


蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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