今日は竹島クラフトセンターに入ると経糸の整経をしていました。
おー、久しぶりに動くセクショナルビームを見た。
大菅の並んだ大菅立てから縞糸が引かれてビームに巻き取られている
「なんでこんな面倒なことを」
そんな顔つきで始まった今日の特訓だ
今までの整経技術とは違う専門知識を学んでいるのはHiromiさん、
全くの手作業から整経業の機械的な分野と、織物業としての技術の
特訓を受けています。
「何を学んでいるのかよくわからないです」
と言っていましたが
「手織りで大量生産するには合理的なシステムですね」
と、理解していただいて良かった!
”このシステムと技法は誰かに伝えておかないと”
と、 Hiromiさんの特訓となった。
手織り織機と一体化していたセクショナルビームを
単体利用して手織り技術の幅を広げようというわけである。
織物のプロと言われる技法の伝達が私の役目の終わり
”技術と共に人を育てる”
それは今の私の出来ることだ
”ジャガード織りの組織と意匠図紋紙の基本原理だけは残さないと”