今日は潮干狩り口開けの最初の日曜日
朝から慌ただしい始まりだった
はやくも団体のテントも建ち始めた
階段通路に建っているのが気になるが・・
足洗い場を漁協の皆さんの懸命な清掃作業
潮干狩り開場を待つテント群が建ち始めた
次々と来場する人の群れを見て、私は驚き恐怖を覚える
こんな時、大地震が来たらどうしよう!津波警報が出たら、
ここはどこですか?と思わせるような光景が出現した。
ついにそれまで現れなかったトビも姿を見せ始めた。
竣成苑の設計時にはこの芝生広場がどんな使われ方を
するのだろうと思ったが、
このテント村を見て、竣成苑の多様性を見て、
藤原竣成さんも驚き喜んでいることでしょう。
昼食の時間になるとトビの群れが飛行を初めた。
観光客の食べ物を狙って急降下する、
トビは売店で買ったポテトチップスの入ったカップを狙う、
突然音もなく大きなトビの襲撃に驚きカップを手から離すと
地面にポテトが転がり落ちる、
と、次のトビが急降下してきて地面のポテトに掴みかかる、
地面に転がった食べ物に次々に襲いかかる、
トビの大群れに驚くと同時にトビの知恵にも驚く
「怖いよー!」
「こんなところはもう嫌だ!」
と子供は泣く
私は、
「上空にトビが飛来しています、食べ物を狙っています、
お子様は怪我をしますから気をつけて下さい」
と、マイクで注意を知らせて廻る
こんな光景が1日続く
海は干潮になり、潮干狩りが始まった。
干上がった浜に人の群れ入る
何千人という人間の群れがあさりを漁る
「財布を落としました」
「車の鍵を拾いました」
「子供と逸れました」
「車の鍵の届け出はないでしょうか」
「ありましたよ、どんな車種の鍵でしょう」
「良かったです。ありがとうございました助かりました」
驚いたり、悲しんだり、喜んだり
喜怒哀楽の1日に夕刻が迫っていた
気がつけば、ツツジの花がチラホラと
ホットしたひと時に協奏曲の1日を忘れた。