梅雨明けを待たずに夏本番の到来でした。
今日水曜日はTCC・竹島クラフトセンターは
休みなので手織教室も休みでした。
竹島を離れて蒲郡市民会館の前まで来ると、
なにやらテントが立ち並び、日に焼けた若者達
の姿が見えたので行って見る事にしました。
[第8回、全国水産・海洋高等学校、カッターレース大会]
の看板が目に飛び込んで来た!。
早速レースを見ることにしました。私はカッター
と云う船は、愛知県立三谷水産高等学校の近くに
住んだことがあるから、船は見たことはあるが
レースを見るのは始めてでした。
久しぶりにカッターを見て、
「懐かしい!」
といった感じがしました。
昔の海賊が乗っていたのもカッターであった。
海洋小説の白鯨で、鯨を射止める船もカッターだった。
タイタニック号から逃げる時も同じカッターだった。
そうして見ると、このカッターと云う船は
船乗りが船に乗る事の基本になる船なのかも
知れないと感じました。
カヌーなどと比べると船体は太く大きくて
スピードは出ない感じだ、漕ぎ手は12人で、
馬鹿でかいオールに選手がぶら下がっている感じだが、
レースがスタートすると見事に選手はオールを
操っていました。
後で三谷水産高校の先生に聞いたところでは
あの太いオールが選手の力で折れてしまうことも
あると聞き、漕ぐ力の瞬発力の凄さに驚きました。
12人の人の力が集合すると凄い力が出るもの
だと関心して見ていました。風上に向かって
グイグイ進んで行く船の航跡が全員の力を
象徴していました。
船乗りには船乗りの基本がある、私達の織物にも
織物の基本がある、まさしく私達の織物で云えば
手織織機、手紡ぎ車と同じで、今目の前で見ている
カッターは船の基本なのではないかと思いました。
人間は原始の時代からあのカッターで航海をして
物を運び、食料を得て、人を助けたのだろう、
だからその為にはよりスピードが必要になり、
その後の船舶や航空機の出現に繋がったのだと、
感じさせる、今日のカッターレース大会でありました。
猛烈に暑い中、選手達はもちろん大会運営と、
それをサポートしていた人達がいるからこそ
海洋国家日本が支えられて行くのだと思う
記者でした。
明日:7月27日(木) [決勝]
AM9:30~AM12:00
場所:蒲郡港(蒲郡市民会館前、海面特設コース)
主催:全国水産高等学校長協会
主管校:愛知県立三谷水産高等高校
(全国から来た選手の皆さん蒲郡を楽しんでお帰り下さい)
蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。
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