総勢５人のご家族が手織り体験にやってきた。
日曜だから今日は体験が多いなとは思っていたが朝から賑やかだ。
竹島の手織り体験は小学生から80代のお年寄りまでの幅広い需要がある
証明とも言える御一家の体験である。
まず、おばあちゃん
「私でも出来るかな」
「大丈夫ですよ、絶対に織れますよ」
「出来なければ途中でやめる」
大丈夫です、今まで完成しなかった人はいないから絶対に大丈夫です。
次はおじいさん
「おじいさんこれを上げて、次は下げて」
おじいさん、黙ったまま織続けている。
どうやら、我が道を行くようである
「おじいさん色糸を変えましょう」
おじいさんは色を替える事無く黙々と織続けている。
お父さんは終始
「う～ん、これはいい」
「これは楽しい」
を連発しながら織っている。
お母さんは物作りがお好きで子供に気を使う必要がないので
ゆっくり機織りを楽しんでいるようだ。
「両端が上手くできないな」
「大丈夫です、人生のやり直しは出来ないが手織りはやり直せるのです」
「あ、なるほどね」
感心しきりで言った私が照れてしまった。
最後に僕ちゃんである
「糸が変になって抜けちゃったよ」
「上と下が反対だから」
「どうしてこうなるの」
などなどとワイワイ織りながらの手織り体験も大問題の房作りも
無事終わったコースターの完成です。
全員揃って記念撮影です。
おめとう ございます。
