今日は土曜日、手織体験の取材の日である、
三河木綿の歴史と織物ができるまでを基本に
最初に日本の綿(和棉)とアメリカ大陸原産のアップランド種の綿の話と
NHKの大河ドラマ井伊直虎の劇中の綿や糸紡ぎの時代考証など、
庶民の生活の中での綿と糸と織物に関わる生活の講義となった。
そして、実際の綿の種取り(綿繰り)と弓を使った綿打ちを終えて、
その綿を紡ぐため糸車を使った手紡ぎを体験して頂いた。
手紡ぎ作業で紡いだ糸を実際に織り込む手織作業となった。
織機の部品の役割と操作法を学びながら手織が始まった
竹島の絶景を眺めながらご当地三河木綿を織るという
全く贅沢な手織作業である
最後の難関である房作りも無事クリアーして三河木綿の手織体験が終了しました。
1200年の三河地綿の歴史と、戦国時代の綿の役割、江戸文化の綿織物、
エネルギーを使わず物を作り上げる作業の体験をしていただきました。