前もって予約をいただいていたお客様のご来店です。
大人4人の女性と赤ちゃん一人のご家族で体験です。
三河木綿のフルコースということでまず現れたのが綿繰り機です。
畑で採れた三河綿花の地綿の種取り作業です。
種が取れれば棉が綿に変わります。
その棉を使って糸を作る手紡ぎの作業になります。
そこで登場したのが紡ぎ車(紡錘車)です。
「あら、糸が‥」
「信じられない私でも糸が出来てる」
「あっ、切れちゃうよ」
「大丈夫だよゆっくりそーっと引いて」
「あー凄い凄く良い糸が出来てる」
「最初は手品かと思っていたけど私でもできるとは」
「嬉しいー」
「手に汗を握るって、私の棉が湿ってきた」
「信じられない嬉しい」
「どうよ、上手でしょう」
本当に良い糸が出来ています
「美しく写してね」
「初めてにしては上手ですよ」
「格好良いでしょう、私名人になった気分よ」
紡ぐ姿が美しい
「あらー!、切れちゃった」
「あー、また切れちゃうよ」
”切れても大丈夫だから安心して”
「でも…、大丈夫と言われても」
4人が糸を作る手紡ぎの作業を終えると
紡いだ糸を織物に織り込む手織りの作業が始まります
”紡いだ糸をどこに織り込むか自分でデザインしてください”
目の前に竹島の絶景を眺めながら機織りが進みます
「こんな凄いところで手織りが出来るなんて凄いわ」
沈黙の作業が続きます
全神経が織ると云う作業に集中しています
言葉をかければ邪魔だと思われますから
作業を見守るばかりです。
「できたー!」
”おめでとうございます”
「嬉しいでーす」
全員が自慢の手作りコースターを見せて記念撮影です
おめでとうございます。